第3章 白き浮遊島(うきしま)
第29話 死体を飲み込むモノ
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組み直し、再び圧力を増そうとする。
そう。現れたのはたったふたり。それならば逃げ出される前に、人海戦術で取り押さえて仕舞えばどうとでもなる。そう考えたとしても不思議では無い状態。
再び紡がれる口訣。そして繊手により結ばれる導引。
今まさに包囲の輪を一気に縮め、ギーシュのゴーレムごと俺達を取り押さえようと兵士達を襲う雷。
その一瞬の後に、ギーシュの召喚せしゴーレム達が雷公の腕の直撃を受けた兵士たちの中に最後の突撃を行う。これは、最早盾としての必要のなくなったゴーレムの、造物主に対する最後の奉公。
包囲の輪を縮めようとした兵士達の間に混乱が走る!
しかし、次の瞬間。その城壁の上から俺達の姿は完全に消えて仕舞っていたのであった。
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