第2章 妖精の尻尾
竜の誘い
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っているの!!?
「まずは・・・」
「おおい!!!聞きたい話しは痩せ薬の話じゃねぇ!!!!」
「ハイハイ痩せ薬じゃないですよ!メタモちゃんの話です。」
「そのハイハイもやめろぉぉぉぉ!!!!!!!!」
ナツさん、少し落ち着いてください・・・。
「だからちげぇっての!!ドラゴンの話だぁ!!!」
「ハイハイドラゴンですか?よござんすよ?
メタモちゃんならドラゴンさんもダイエットできちゃうすぐれもの。」
「いいから話を聞けぇ!!!俺はドラゴンスレイヤーだ!!!!」
「あらあら、ドラゴンスレイヤーさんでしたか。これは失礼。」
ようやく本題に入りましたか・・・。
「ドラゴンにあった話ですけどね、あれ商売上の嘘。ハイハ〜イ。」
「ウソだとォ!?」
「そんな・・・。」
「まぁ、そんな事だとは思っていたけど・・・。」
ガジルさんの答えは正解だったみたいです。
「ハイハイ。このメタモちゃんにドラゴンの鱗を
擦り潰した粉末を入れたっていうと売れ行きが違うんだもの。」
「鱗だと!?」
「ハイハイ嘘よもちろん。鱗なんて手にはいるわけないじゃない。」
「それじゃ、詐欺ですよ!」
「そうかしら、私の作ったものは完璧よ?」
「ん?それはどういう意味ですか・・・?」
作ったもの・・・まさか・・・。
「こんのぉ〜、ふざけやがって!!帰るぞ!!!」
ナツさんはドアを蹴って開けた。だが・・・!
「なっ!?何だこれっ!!?」
「廊下消えてる!!」
「嘘!!?」
「どういう事なんですか!?」
「これって・・・!」
「ハイハイ。あなた方は、篭の鳥。」
光が反射して見えないが、眼鏡の奥の瞳は笑っているダフネさんの姿がわかる。
完全に俺達は・・・閉じ込められてしまった!!
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