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チートな転生者の奏でる『俺の転生物語』原作どこいった!?
『温泉でゆっくり……できたらいいな』
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なら本当にガブッといくからね」
なのはとすれ違う際に小さな声で脅しを掛ける。
「今のなんだったのよ!?」
アルフの態度に憤慨し怒気を顕にするアリサ。
「酔っ払ってたのかな?」
そんな彼女とは対照的に酒に酔っていたのかと呟くすずか。
「…………」
無言で押し黙るなのはの頭にポンと軽く手を置き一撫でし、
「さぁ 部屋に戻ろうか 士郎さん達が待ってるよ」
部屋へ行こうと号令をかける。
「そうね」
「はい」
「うん……」
どことなく元気の無いなのはに俺は再び念話を飛ばす。
『あんまり気にするなよ』
『でも……』
納得がいかないのか言い淀むなのは。
『お互いに譲れないものがあるんだから衝突するのはしょうがないさ』
『うん……』
『まぁ なのはのやりたいようにやればいいさ』
俺は彼女達の意思を尊重するつもりだ。
『ありがとうなの!!』
『どういたしまして』
念話でなのはを元気付けて、
「晩御飯はなんだろうね」
旅館の食事は何だろうと場の雰囲気を変える。
「楽しみね!」
「はい」
「うん!」
それから部屋へと向かい全員が揃ったところで晩御飯を食べる。
その際にまたひと悶着があった。
「おっ! この唐揚げ旨いな」
出された食事の中の唐揚げが千歳がつくるものには負けるが中々に旨かった事に声をあげると、
「なのはも一個もらっても良い?」
興味を惹かれたのか一個欲しいと言い、
「いいよ はい あ〜ん」
箸でつまんでなのはの口へと持っていく。
「あ あ〜ん ////」
照れているのか顔を赤くしながらも彼女は口を開けて唐揚げを受け入れる。
「あ 美味しいの!」
「だろ?」
唐揚げの味に顔を綻ばせるなのは。
その様子を見ていた他の人達は……、
「あらあら 大胆ね〜 さ アナタもどうぞ」
二人の行動を見ていた桃子が零の真似をするかのように刺身を士郎の口へと運び、
「うん 美味しいね」
特に恥ずかしがる事もなく食べる士郎。
「アタシ達にも食べさせなさいよ!」
そんな光景に我慢ができなくなったのかアリサが吠える。
「ん? じゃあ あ〜ん」
そんな彼女に応えアリサとすずかの口へと運ぶ。
「「あ あ〜ん」」
二人とも恥ずかしいのか顔を赤くしながらもなすがままの状態となる。
そんな光景を見た士郎達はというと、
「う〜ん 家の娘とその友達が一人の男の子とイチャついているのにどう見ても女の子同士でハシャいでいるようにしか見えないな〜」
「そうね〜」
「なのはさ
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