第八十二話 猛攻!毒蛇部隊
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言うんだね」
スタークダインはチェーンソーを出してきた。
「この電気ノコギリを避けられたらね」
「リョウ、気をつけろよ」
「わかってる」
弁慶の言葉に応える。
「あの女から。尋常じゃない殺気を感じる」
「当然だろ、ここで始末してやるつもりなんだから」
ミンは酷薄な笑みを浮かべて言う。
「覚悟おし。一思いにやってやるよ」
「俺達だってそう簡単にやられるわけにはいかない」
ゲッターが動きはじめた。
「このゲッターの動き。ついて来れるか」
「その程度だったらね」
スタークダインも姿を消した。
「簡単だね」
「なら」
竜馬はスタークダインが前に出て来たのを見てゲッタートマホークを取り出した。
「これでどうだっ!」
「何のっ!」
ミンは振り下ろされた巨大な斧を受け止めた。マシンとしての体格はかなりあったがそれでも受けたのであった。
「甘いねっ!」
「くっ!」
「リョウ、こいつは思った以上にやるぞ!」
「俺に変われ!」
隼人が言った。
「陸上での戦いに持ち込むんだ!」
「わかった。オーーープンゲェェェェェーーーーーーーーット!」
「チェンジゲッター2、スイッチオン!」
ゲッターが変形した。そして瞬く間に青い禍々しい姿となった。
「それがゲッターの別の姿かい」
「そうだ。来い、グン=ジェム隊の女!」
隼人はまた叫んだ。
「俺が相手になってやる」
「望むところだよ。行くよ」
「フン!」
右腕のドリルでチェーンソーを受け止めた。
「やるね!」
「その程度ならな!」
隼人も負けてはいなかった。ゲッターチームはミンと激しい戦いに入っていた。
ゴルはブラックゲッターが相手をしている。ブラックゲッターの素早い、獣の様な動きにも動じるところはなかった。
「クッ、こいつ」
武蔵はゴルのスタークゲバイを見ながら呟く。
「思ったより硬いな」
「ゲ、ゲッターになんか負けない」
ゴルはどもりながら言う。
「グン=ジェム隊の力見せてやる」
そしてゴルも攻撃を放って来た。ブラックゲッターは影となりそれをかわす。
「HAHAHA、下手糞ね!」
「兄さんが動かしてるんじゃないでしょ」
メリーが突っ込みを入れるがそんなことを意に介するジャックではなかった。全く平気であった。
「ここは接近するか」
「おっと、そうはいかないぜ」
スタークゲバイの後ろから声がした。
「何だって!?」
「俺がいるからな」
そこにはガナンのスタークガンドーラがいた。そしてブラックゲッターに向けて攻撃を放つ。
「うわっ!」
「チッ、かわしやがったか」154
紙一重でかわしたブラックゲッターを見て舌打ちする。
「上手いことやりやがって」
「武蔵、御前はそのままスタークゲバイをやるんだ」
「サンシロー」
サンシロ
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