第八十二話 猛攻!毒蛇部隊
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あった。
「じゃああたしが斬り込むよ」
「おう、じゃあ俺が援護してやるぜ」
「俺もだ」
ジンもフォローに回ることになった。
「お、おでは突っ込む」
「ああ、あんたもいないとね」
ミンはゴルが出て来たのをみて笑みを作った。
「役者が揃わないんだよ」
「役者っておいおい」
キリーがそれを聞いて苦笑いを浮かべる。
「まるでアニメじゃないんだから」
「まああたし達も役者なんだけれどね」
「こっちは二枚目だけれどな」
真吾がそれに続く。ゴーショーグンの面々は相変わらずであった。
「フン、二枚目だからどうだっていうんだい?」
ミンは真吾にこう返す。
「現実はそうは甘くはないよ」
「いつも二枚目が勝つとは限らないんだよ」
「またえらくベタな台詞だな、おい」
ジュドーがそれを聞いて言う。
「そんな世紀末な格好で言っても説得力ないぜ」
「全くだ」
隼人がそれに同意して頷く。
「そう思うだろ、リョウ」
「そうだな。ああした格好の奴等は最後には負けるのが運命だ」
「御前が言うと説得力あるな」
「グン=ジェム隊、一つ言っておく」
乗ってきたのか竜馬はさらに言った。
「御前達はもう、死んでいる」
「まだ足はあるよ」
「そ、それがどうした」
「負けは決まっているという意味だ。俺達は負けはしない」
「今一瞬だけれど声の色変わらなかった?」
「変わったよな」
プルとプルツーが囁き合っていた。
「何か。急に低くなって」
「リョウさんもあんな声が出せるとはな」
「言いたいことはそれだけか」
「あっ、また」
どうやら竜馬は低く落ち着いた声も出せるようである。
「では通らせてもらおう」
「ゲッターが相手なんて光栄だね」
「それじゃあこっちも手加減なしで行くか」
ジンも出て来た。
「出来れば俺は司馬亮と戦いたかったが」
「生憎俺はお断りだ」
亮がそれに答える。
「どういう理屈か知らないが」
「南斗の因縁だ」
「南斗の?」
「そうだ。だがまあいい」
彼はそれ以上これにはこだわろうとしなかった」
「そんなことを言ったら収納がつかなくなるからな」
「とにかくダンクーガの相手になるんだな」
「それだったらこっちも容赦しないよ」
「ここにも六将の一人がいるとはな」
ジンは沙羅の声を言って呟いた。
「面白いことだよ」
「あたしの声のことなんてどうでもいいんだよ」
「そうだ、そんなこと言ったら俺だって大変なことになるんだぞ」
「式部、それは言うな」
そんな雅人をアランが窘めた。
「俺もだからな」
「おっと、そうか」
「とにかく相手になるつもりならやってやる」
真ゲッターはミンのスタークダインに向かった。
「俺達は先に進まないといけないからな」
「そういうことはあたし達を倒してから
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