暁 〜小説投稿サイト〜
スーパーロボット大戦パーフェクト 第二次篇
第八十二話 猛攻!毒蛇部隊
[3/15]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
いやねん、って感じで」
「そうなのですか。けれど私はやっぱりアキトで」
ユリカは相変わらずアキトしか目に入ってはいない。
「アキトがやっぱり最高ですね」
「はい」
ルリは声には感情はなかったが目の光が少し微妙になった。
「優しいし格好いいし」
「艦長、ここでおのろけは」
「すいません。それで今の状況は」
メグミの言葉にちょっと我に返る。
「やっぱりレーダーに反応はなしです。いえ」
「何かありましたか?」
「ジャミングを受けています。レーダー波が異常に荒れています」
「レーダー波が」
「危険ですね」
それを聞いてルリが言った。
「今来られると」
「報告だ」
「あら、早速」
モニターにヒイロ達ウィングのメンバーが出て来た。
「敵影だ」
「数は?」
「三百ってとこかな」
「そうですか」
ルリはデュオの報告に応えた。
「数自体があんまり多くないけれどな」
「しかし問題はその質だ」
トロワが言った。
「どうやらグン=ジェム隊らしい」
「ウーヒェイ君、それマジ?」
「マジっていうかここはグン=ジェム隊の勢力圏ですよ」
メグミがハルカに突っ込みを入れる。
「はい、グン=ジェム隊です」
カトルがそれに答えた。
「四天王もいます。間違いありません」
「わかりました。それでは総員出撃」
ユリカはそれを受けて出撃命令を出す。
「迎撃準備にかかって下さい。何処から来てもいいように」
「敵は左から来る」
ここでヒイロが言った。
「左ですね」
「そうだ。俺達も今からそちらに戻る。すぐに準備に取り掛かってくれ」
「わかりました。それでは」
「頼む」
そう言い残してヒイロ達はモニターから姿を消した。そしてロンド=ベルは出撃準備に取り掛かった。
「ったくお約束って言うか何かよ」
ケーンはパイロットスーツを着ながらブツクサと言っている。
「やっぱり来やがったか」
「しかも来るのはあのグン=ジェム隊」
タップはもうヘルメットを着けようとしていた。
「いい加減嫌になってくるよな、ここまでお約束だと」
「けれどわかっていたことじゃないのか?」
ライトがそんな二人に言う。
「お約束ならな」
「これであのギガノスの旦那が復活してくりゃもっとお約束なんだけれどな」
「おいおいケーン、それだと御前にとってまずいことになるぜ」
「何でだよ」
「主役の座取られちまうぞ?いいのかよ」
「そりゃまずいな」
「じゃああの旦那の復活はなしってことだな」
「さもないと俺達までまずくなるからな」
「っていうか俺達も結構頑張ってるのにな。何かあの旦那は目立つんだよな」
「キャラクターの違いじゃないのか?」
ショウが三人に言う。
「マイヨ=プラート大尉だったな」
「ああ」
「あそこまで生真面目で理
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ