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スーパーロボット大戦パーフェクト 第二次篇
第八十二話 猛攻!毒蛇部隊
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達のリーダー格だからチーフでいいんじゃない?」
「チーフか」
「そうだな。ここにいる間はテムジンが私達のリーダーだ」
ライデンも言った。
「チームでいいと思うが。どうだ」
「そうだな」
テムジンは感情を表わすことなくそれに頷いた。
「ではそれでいい」
「そういうことだ。俺達四人、これから宜しくな」
「ああ。ところでよ」
リュウセイがまた尋ねてきた。
「何だ?」
「あんた達、中には誰か乗っているのか?」
「いや、俺達はそのままのマシンさ」
「そういうこと。自分で考えて動けるのよ」
「それでは私達と同じですね」
ボルフォッグがそれを聞いて言う。
「おっ、同志が」
「これから仲良くやりましょう。宜しくお願いします」
「ああ、こちらこそな」
「よろしくぅ」
こうして突如として姿を現わした四体のバーチャロイドが新たに加わった。彼等は早速攻撃を開始してきた。
「行くぞ!」
まずはライデンが攻撃を開始した。ビームを放ちそれで敵をまとめて撃破する。
「全体攻撃ってやつ!?やるじゃない」
それを見てフェイが声をあげる。
「じゃああたしも!いっくわよお!」
そして彼女も攻撃に入った。
「パワー全開!デンジャラス!」
全身が黄金色に輝いた。そしてハート型のビームを放つ。
「エモーションハート!メルトダウン!」
それで彼女も敵を一掃した。その外見からは想像も出来ない強力な攻撃であった。
「どうかしら」
ハッターの方を振り向いて言う。
「軍曹さんより強かったりしてね」
「何だと!俺を侮辱するってのか!」
ハッターはそれを聞いて激昂した。
「おいブラザー、どう思う!」
「俺には関係ないことだ」
しかしテムジンはそれに取り合おうとはしない。
「俺は俺の戦いを行うまで。では」
すっと前に出た。
「MARZ戦闘教義指導要綱十三番」
「そんなのもあるのかよ」
リュウセイはそれを聞いて呟いた。
「何番まであるか聞いてみたいな」
「私も貴方に教えることが一杯あるけれどね」
アヤがここでリュウセイに言った。
「何だよ」
「色々とね。うふふ」
思わせぶりにこう笑った。だがその笑みの真意は誰にもわからなかった。
「一撃必殺」
テムジンは突進した。そしてサーフィンをするかの様に巨大な刃に乗った。
そのまま敵に向かって激突する。攻撃を受けたメタルアーマーが一撃で両断される。
「う、うわああああっ!」
慌ててコクピットから逃げ出すグン=ジェム隊のパイロットがいた。彼が何とか逃げ出したところでマシンが爆発した。
「指導完了」
テムジンが最後に呟いた。刃はその右腕に握られていた。
「やるじゃねえか、ブラザー」
ハッターがそれを見て声をあげる。
「俺の兄弟分だけはあるぜ」
「で、貴方は何もしない
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