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スーパーロボット大戦パーフェクト 第二次篇
第八十一話 クワサンの謎
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っ端には関係ないところがあるけれどね」
「今のところは役に立ってるってことか」
「それだけだね。おかげで助かってるけれどね」
「ところでラムサスとダンケルはどうした」
「今は訓練中だ」
ヤザンはカクリコンに応えた。
「マウアーと一緒にな。ハンブラビとガブスレイでな」
「そうか」
「そういやジェリドの奴もいねえな。何処に行ったんだ?」
「ジェリドも訓練中さ」
「そうか」
「シロッコから送られたジ=オに乗ってるよ。慣れる為にね」
「ジ=オだと!?」
「ああ。シロッコは別のものに乗り換えるらしくてね。それで送って来たのさ」
「ジ=オをか」
「ジェリドが一番合ってるそうだからね。それで送ったらしいね」
「それでもあれを送って来たってのかよ」
「何ならあんたも乗るかい?乗りこなせる自信はあるだろう?」
「いや、俺はいい」
だがヤザンはライラのその言葉を断った。
「俺にはハンブラビがあるからな。それで充分だ」
「そうかい」
「しかしあれを送って来るとはな。シロッコの奴、何を考えてやがる」
「あいつにもあいつの考えがあるんだろうさ。あたし等とは別にね」
「また色々とありそうだな」
「何でもロンド=ベルがまた来るそうだしね。楽しみにしておきなよ」
「ああ、わかったぜ」
ヤザンはそれを聞いて不敵に笑った。
「また派手にやらせてもらうぜ」
「期待してるよ」
三人はそんな話をしながら倉庫に入っていく物資を見ていた。ティターンズはロンド=ベルとの次の戦いに入ろうとしていた。
そのロンド=ベルは京都、そして明日香での戦いを終え舞鶴から中国東北部に向かっていた。そしてまずは瀋陽で止まった。
「まずはここからだな」
「はい」
ブライトは大文字の言葉に頷いた。
「大シンアンリン山脈を越えモンゴルに向かう」
「そしてそこから中央アジアを経由して欧州に向かうとしましょう」
「いや、それは少し待ってくれ」
だがここでグローバルが話に入ってきた。
「何かあるのですか?」
「うむ、実はギリシアにティターンズとドレイク軍が進出して来ていてな」
「彼等に向かわなければならないと」
「そうだ。だから道を変えたい」
彼は言った。
「まずはモンゴルにいるギガノス地上部隊を叩く」
「はい」
「そしてそれからトルコに向かいそこからギリシアに入りたい。それでいいか」
「そうですな、それで行きましょう」
大文字はそれに賛同の言葉を述べた。
「バルカン半島からヨーロッパに入るルートも有効ですし」
「そしてそこからドイツに入って行くのですね」
「どうかな、それで」
「わかりました、それで行きましょう」
ブライトもそれに賛成した。
「そしてそのまま西欧に主力を置くティターンズ、ドレイク連合軍を叩いていく」
「ではそ
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