第七十九話 決戦!暗黒大将軍
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て来た。
「行くよ、プルツー!」
「合わせろよ、プル!」
「うん!」
「行け!」
「ファンネルオールレンジ攻撃!」
最後は同時に叫んだ。そして無数のファンネルが竜巻となり敵に襲い掛かる。その中では死の嵐が吹き荒れていた。
「こういうふうにね」
「何か御前等も強くなってきたな」
「何を言っている」
だがプルツーはジュドーに笑って返した。
「ジュドーだってこの程度はやれるだろう」
「つっても俺ファンネルついたのに乗ったことねえからな」
「あっ、そういえばそうか」
「ニューガンダムはアムロ中佐のだしな」
「まあこのダブルゼータがありゃ無敵だけどな。それじゃあ」
その額に光を込める。
「やってやるぜ!ハイメガキャノンいっけええええええええーーーーーーーーーっ!」
光を放つ。ダブルゼータもまた燃えていたのであった。
ロンド=ベルは全軍全力を出していた。そして数では負けていてもそのパワーで圧倒していた。
やはり側面から攻撃を仕掛けたのが正解であった。ミケーネ軍はそこから分断されその力を大きく減退させていた。そして前と左から炎の様な攻撃を浴びていたのであった。
「フフフ、それでなくては面白くはないわ」
暗黒大将軍はロンド=ベルの戦いぶりを見てほくそ笑んでいた。
「ロンド=ベル、そして剣鉄也よ」
彼は言う。
「よくぞここまで我がミケーネ相手に戦う!それは褒めてやろう!」
「暗黒大将軍!」
「だがそれもここまでよ!今こそわしの力を見せる時ぞ!」
そう言いながら前線に姿を現わす。
「誇り高きミケーネの戦士達よ、戦いはこれからだ!」
彼はまた言った。
「ここが正念場ぞ!今こそロンド=ベルを滅せよ!」
「ガオオオオオオオオオオンッ!」
その声を聞きミケーネの戦士達が咆哮する。そしてその戦意をあげたのであった。
「チッ、あいつが前線に出て来ただけでこれかよ」
それを見てイサムが舌打ちする。
「暗黒大将軍の力、依然健在といったところだな」
ガルドも言う。彼等もまたその周りに敵を置き果敢に戦っていた。
「暗黒大将軍、前線に出て来たのが貴様の運の尽きだ!」
しかし鉄也がそこにいた。
「剣鉄也!」
「今日こそ決着を付けてやる!来い!」
「望むところだ」
今二人は睨み合っていた。互いの周りにマジンガーチームと戦闘獣達がいた。
「皆下がってくれ」
だが鉄也は彼等を下がらせた。
「ここは俺がやる」
「頑張れよ、鉄也さん」
「僕達がいるからな」
「ああ」
鉄也は二人の言葉に頷いた。そしてゆっくりと前に出る。
「皆下がっておれ」
「はっ」
将軍達と戦闘獣達は暗黒大将軍の言葉に応えた。
「これは戦士と戦士、男と男の勝負。誰にも間に入ることは許さぬ」
「わかりました。それでは」
彼等も退いた。そ
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