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スーパーロボット大戦パーフェクト 第二次篇
第七十九話 決戦!暗黒大将軍
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艦に接近」
またメグミからの報告が入った。
「グラビティブラストの射程内に敵多数入りました」
「よし!今よ!」
ユリカの顔が何時になく真摯なものになっていた。
「グラビティブラスト発射!」
「了解!グラビティブラスト発射!」
メグミが復唱する。
「やっちゃって!」
「発射です」
そして黒い光が放たれた。それは一直線に貫きミケーネ軍を撃った。そしてその陣に大きな穴を開けたのであった。
「今です」
ルリが言う。
「ナデシコを前進させましょう」
「ええ」
そしてユリカはそれに頷いた。
「ナデシコ前進させて下さい。攻撃方向三六〇度」
「了解っと」
ハルカが操縦桿を動かす。そして大きく穴が開いた敵軍の中に入る。そしてミサイルを放つ。それでさらに攻撃を続けるのであった。
「マイク、私達も行きますよ」
「頑張っちゃうもんね」
ビッグボルフォッグと小隊を組むマイクも前に出た。
「それじゃあシステム・・・・・・」
「おっと、今回はその必要はないようですよ」
「あれっ!?」
「ほら、隊長が」
見れば凱は敵の真っ只中に突っ込んでいた。そしてその右腕に銀の武器を持った。
「ガトリングドライバァァァァッ!」
それで敵をまとめて粉砕する。突撃し、敵を数体まとめて叩き潰していたのであった。
「では私も。行きますよ!」
すぐに天高く跳んだ。
「必殺!大回転魔弾!」
それでやはり敵をまとめて倒していく。彼もかなりの戦闘力であった。
「皆凄いもんね!よしそれじゃあマイクも」
「マイク、遅れていますよ!」
「僕達もいるんだよ!」
氷竜達がもう前に出ていた。彼等は四機で見事なコンビネーションを見せながら敵を倒していく。
「おうよマイク、俺様の活躍を見ておけ!」
ゴルディマーグは砲撃で敵を屠っていく。
「そこでしっかりとな!」
「マイクだって!」
しかしマイクもそれで終わりではなかった。バリバリーンから出て叫ぶ。
「システムチェーーーーーンジッ!」
その後ろに十二機の兄弟達がやって来る。そして同時に変形する。
「いっくぜブラザー!」
「おう!」
ノリが変わった。そしてその振動波で敵を破壊していく。原子レベルでの破壊を受けミケーネの戦闘獣達はさらにダメージを受けていた。
「あのロボット達強いね」
「そやな」
トウジがシンジの言葉に頷く。
「あそこまでやるとはな。見上げたもんやで」
「けれど僕達もそうは言っていられませんよ」
そんな彼等に声をかける者がいた。
「カトル君」
「シンジ君も。頑張って下さいね」
「うん」
シンジはカトルのその言葉ににこりと笑って頷いた。
「カトル君が見守っていてくれているしね」
「いえ、僕はそんな」
シンジの言葉に顔を赤らめる。
「ただシンジ君が心配だから」
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