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スーパーロボット大戦パーフェクト 第二次篇
第七十九話 決戦!暗黒大将軍
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ルの墓場とせよ。よいな」
「了解」
「全てはミケーネの為に」
七大将軍達がそれに応える。彼等もまた決戦に備えその戦意を高めていた。
ロンド=ベルは京都まで間も無くの距離に迫った。既にナデシコと大空魔竜は戦闘態勢に入っている。
「京都まであと三分です」
ルリが報告する。
「総員戦闘配備に就いています」
「了解。それじゃあマシンを全部発進させて」
「はい」
ユリカの声が伝わる。エステバリスと勇者達が出撃した。
「ピート君、我々もだ」
「はい」
そして大空魔竜からも。マジンガー達も出撃した。
「いよいよね」
「ああ」
鉄也はまたジュンの言葉に応えた。
「用意はいいかしら」
「俺は何時でも戦える。ジュンこそ遅れるなよ」
「任せて。私だって戦士なんだから」
「鉄也さん、俺もいるからな」
マジンカイザーに乗る甲児が声をかけてきた。
「だから安心してくれよ」
「ああ、甲児君」
「僕もいるからな」
「大介さん」
「マジンガーチームは一人じゃない。皆がいるということを忘れないでくれよ」
「ええ。俺は一人じゃない」
鉄也はそれを聞いて呟いた。
「皆がいてくれる。だから」
意を決する。そして戦いにその全身全霊を向けてきた。
マジンガー達が京都に姿を現わす。そこにはもうミケーネ軍が展開していた。京の街を埋め尽くさんばかりの数であった。
「来たな、ロンド=ベル」
暗黒大将軍が彼等の姿を認めて言う。
「今こそ決着を着けてくれるわ」
ナデシコと大空魔竜が姿を現わしたのと同時に他の五隻の戦艦も姿を現わした。マシンも一緒である。
「暗黒大将軍、約束通り来たぞ」
鉄也が彼に声をかける。
「この京都を貴様の墓場にしてやる」
「剣鉄也か」
彼はそれを受けて鉄也と彼が乗るグレートマジンガーに顔を向けた。
「貴様との決着も同時に着けてやる。楽しみにしておれ」
「望むところだ」
「ほう、臆してはおらぬか。流石だ」
暗黒大将軍はそれを見て満足そうに頷いた。
「流石はわしが好敵手と認めた相手だ。そうでなくてはな」
そう言いながら全軍に指示を下す。
「全軍攻撃を開始せよ!攻撃目標はロンド=ベル!」
「ガオオオオオオオオオオンッ!」
戦闘獣達の声が響き渡る。
「ここが死に場所と心得よ!敵を一兵残らず叩き潰すのだ!」
ミケーネ軍は二手に分かれた。そして七隻の戦艦に向かって来た。
「まだよ」
ユリカは迫り来るミケーネ軍を見て呟いていた。
「まだ早いわよ」
「グラビティブラストはもう何時でも発射できます」
「そう、だからこそ待つのよ」
ルリの報告にも応える。
「引き付けて。一気にやるんだから」
「艦首方向に友軍のマシンはいません」
「視界良好です」
メグミとハーリーからの報告も入った。
「敵、旗
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