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スーパーロボット大戦パーフェクト 第二次篇
第七十九話 決戦!暗黒大将軍
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た意味が。それがかかっているのであった。
「甲児や大介もいるしな。頑張れよ」
「ああ」
最後にサンシローの言葉に頷いた。そして来たるべき決戦に心を馳せていた。
京都まで間も無くとなっていた。ブライトはモニターに映る敵軍を見ながら作戦の指示を下していた。
「ナデシコは右に回ってもらおう」
「了解」
「そして右翼から陽動で攻撃を仕掛ける。そこを正面から主力で叩く」
見ればミケーネ軍は七つの軍団を前面に展開させていた。側面にはライガーンの軍が置かれている。
「あの軍を破れば大きな意味を持つ」
ブライトはそう見ていた。
「今回ナデシコとエステバリスチームには働いてもらわなければな」
「そしてGGG機動部隊にも」
「そうだな。彼等には参加早々悪いが」
「生憎俺達GGGにそんな心配は無用だぜ」
だがここでモニターに火麻が出て来た。
「俺達GGGは困難なんて何とも思っちゃいねえからな。ガンガンやらせてもらうぜ」
「わかりました。それでは」
「おう、任せてとけ」
彼はそこまで言うとモニターから姿を消した。ブライトはその後で呟いた。
「頼もしいと言うべきだな」
「参謀とは思えませんけれどね」
サエグサが苦笑してそれに応える。
「まずはナデシコのグラビディブラストでダメージを与え」
「はい」
「そこで突入してもらうか。同行する艦は大空魔竜がいいか」
「私の方はそれで構わないですぞ」
今度は大文字がモニターに現われた。
「大文字博士」
「大空魔竜は格闘戦にも秀でておりますからな」
彼は述べる。
「是非共攻撃に参加させて頂きます」
「わかりました。では宜しくお願いします」
「はい」
こうして二隻の戦艦で攻撃が行われることが決定された。こうしておおよその作戦は決まった。ロンド=ベルは二手に分かれて京都に向かうことになった。ナデシコと大空魔竜は京都の北から、大空魔竜は東から向かった。戦いは刻一刻と近付いていた。
ミケーネ軍は京都に布陣してロンド=ベルを待ち受けている。その本陣には暗黒大将軍がいた。
「ロンド=ベルが来ております」
彼にハーディアスが報告した。
「その数は」
「七隻の戦艦に。二百程のマシンがいる模様です」
「数としては我等の方が圧倒的に優勢にある」
暗黒大将軍はそれを聞いてまず言った。
「この京都に配備した戦闘獣は約千八百、数としては圧倒しているな」
「はい」
「だが油断してはならぬ」
彼はその数に安心する程軽率な男ではなかった。
「ロンド=ベルは手強い。そしてその中にはマジンガー達もいる」
「はっ」
「今まであの者達には苦渋を舐めさせられてきておる。今こそそれを晴らす時だ」
「それが今ですな」
「そうだ、全軍に命じる」
彼は重々しい声で言った。
「この京都をロンド=ベ
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