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スーパーロボット大戦パーフェクト 第二次篇
第七十八話 勇者王登場!
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はい。我々は以前ゾンダーメタルという機械を歪にした者達と戦っていまして」
「そうだったのですか」
「そして今は。原種と戦っております」
「原種!?それは一体」
「そのゾンダーのマスタープログラムだったのさ。けれど暴走しちまってな」
今度は火麻が説明する。
「それで今地球に襲い掛かっていやがるんだ。全部で三十一片いやがる」
「原種」
「また新しい敵なんだね」
エルとイーノはそれを聞き溜息をついた。
「また次から次へと。飽きないわよね、本当に」
ルーも言った。
「俺達は今そいつ等と戦っているんだ。だが敵は原種だけではない」
「地球を脅かす奴全てだ」
凱が言う。
「その全てを俺は倒す!」
「何か妙に熱い奴だな」
柿崎はそれを聞いて呟いた。
「何か甲児やバサラみてえだ」
「それに」
そして宙がふと感じた。
「何か俺に似ているな」
「ムッ、鋼鉄ジーグか」
彼に獅子王博士が気付いた。
「!?」
「君は。司馬宙君だね」
「ああ」
宙は彼に応えた。
「そうだが。あんたは一体」
「僕は獅子王麗雄。凱の父親さ」
「凱ってのはあの男だな」
「そう、凱はサイボーグなんだ」
「サイボーグ」
それを聞いた宙の顔色が変わった。
「それじゃああいつは」
「そう、君と同じだ。君のことは知っていたよ」
「俺の他にもサイボーグがいたなんて」
「凱はゾンダーとの接触で重傷を負ってしまって。それでサイボーグになったんだ」
「そうだったのか」
「僕が改造した。息子を救う為に」
「俺と同じだな」
宙はそれを聞いて呟いた。
「なった経緯はどうあれ」
「そうだな。そして君も戦っている」
「ああ」
「凱も。よかったら協力してくれないか」
「当然です」
大文字はそれを快諾した。
「ここに来たのはミケーネ軍を退ける為です。喜んで協力させて頂きます」
「ミケーネ帝国、覚悟しろ!」
鉄也が言う。
「この名古屋は貴様等には渡さん!」
「フン、出来るものならな!」
アンゴラスはそれに言い返す。
「この魔魚将軍アンゴラス、そう簡単には退きはせぬぞ!」
「アンゴラス、大丈夫か!」
ここで三人の将軍達が戦場に到着した。
「おお、御主達か!」
「助けに来たぞ!」
「我等も助太刀致す!」
ユリシーザ、バータラー、スカラベスはそれぞれの軍勢と共に名古屋に姿を現わした。
「ロンド=ベル、そしてGGG!」
彼等は言う。
「名古屋は我等のものにするぞ!」
「ならば来い!返り討ちにしてやる!」
「長官」
それを見た金髪の美女が大河に声をかけてきた。GGGのスタッフの一人スワンである。
「わかっている、スワン君」
大河は彼女の言葉に頷いた。
「ファイナルフュージョンだな」
「はい」
「命君」
彼は今度
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