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スーパーロボット大戦パーフェクト 第二次篇
第七十八話 勇者王登場!
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ジュンはそれに対して苦笑いで応える。
「やっぱりそう見られるのか」
「ははは、まそう気を落とすな副長」
ダイゴウジは落ち込むジュンを笑って慰めた。
「若く見られるというのはいいことだ」
「それはそうですけれど」
「そういえばヤマダさんって結構老けていますよね」
「若年寄・・・・・・」
「男に歳は関係ない!」
ダイゴウジはヒカルとイズミに対して言った。
「男に必要なものは心意気!そして勇気だ!」
「おっ、いいこと言うじゃねえか」
ゴルディマーグはそれを聞いて機嫌をよくさせた。
「どうやらあんたとは気が合いそうだな」
「そうだな。宜しくやろう」
「僕はマイクさんが気に入りました」
「マイクもハーリー君好きになったもんね」
勇者達はもうロンド=ベルに溶け込んでいた。新しい戦士達は快く迎えられていた。
「ところで」
「はい」
ルリはまた命に質問していた。
「GGGは確か崩壊したのでしたね」
「ええ。けれど再建されたのよ」
「再建」
「元にあった場所にね。もっともまだ本格的には使われていないけれど」
「そうなのですか」
「暫くは宇宙とそっちを行き来してかな。私達はロンド=ベルに参加させてもらったけれど」
「大変ですね、皆さん」
「今は皆大変よ。そうも言っていられないわ」
「そういうものでしょうか」
「そういうものよ。それじゃあルリちゃんこれから宜しくね」
「はい。それにしても命さんも勇者ですね」
「私はそんなのじゃないわよ」
だが命はその言葉は笑って否定した。
「戦っていないし」
「いえ、それでもです」
だがルリはそうではないと言った。
「命さんも戦っていますから。私にはわかります」
「ルリちゃん」
「頑張って下さいね、これからも」
「ええ」
命は頷いた。そしてルリは最後に言った。
「これから。宜しくお願いします」
あらたな戦士達は今ロンド=ベルに加わった。そしてそれは戦いの大きなうねりの一つであった。

第七十八話完

2006・3・6



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