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スーパーロボット大戦パーフェクト 第二次篇
第七十七話 解放されし悪魔の力
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うとしている。それを防ぐ為には真ゲッターの力が必要なのだ」
「真ゲッターの」
「そうだ、今このその力を解放する時なのだ。行くぞリョウ君、隼人君、弁慶君!」
「はい!」
「こっちの用意はできてますよ」
「何時でも来て下さい!」
「よくぞ言った!ではゲッターを解放するんだ!」
「はい!」
博士の指示に従い今解放のボタンが押された。そして悪魔が解き放たれた。
「今こそその悪魔の力を!」
「神の力に変えてやる!」
「そして!」
三人は言う。
「俺達は・・・・・・勝つ!」
今三人はゲッターに乗り込んだ。そしてゲッターが緑の光に包まれた。
「何てゲッター線の量なんだ」
武蔵がそれを見て呟く。
「あれが真ゲッターの力」
ミチルも。
「前の戦いよりも。パワーアップしてるよな」
「ええ」
ゲッターはゆっくりと宙に舞い上がった。そしてあしゅら男爵とブロッケン伯爵の軍勢を見下ろす。
「この力、確かに恐ろしいものだ」
竜馬はその真ゲッターの中で呟く。
「だが俺達は決めたんだ!必ず御前を使いこなしてみせると!」
「行くぞ、真ゲッター!」
隼人も言う。
「御前の力、見せてみろ!」
「そして地球を、人類を救うんだ!その為に俺達は御前に乗り込んだんだ!」
そして弁慶も。
「真ゲッター、御前に!」
真ゲッターはそれに応えるかのように大きく身構えた。そして前に出て来た。
「おのれ、化け物が出てきおったか!」
「あしゅら男爵、あれは真ゲッターだ!」
「そんなことはわかっておるわ!」
「わかっているようには見えぬわ!」
「ええい、五月蝿いわ!」
二人はこの期に及んでまだ言い争いを続けていた。だがだからといって戦いを忘れたわけではなかった。
「全軍攻撃に移れ!」
彼等は指示を下した。
「そしてあの悪魔を研究所もろとも踏み潰してしまえ!」
「ガオオオオオオオン!」
機械獣達の咆哮が戦場に轟く。これが開戦の合図ともなった。
「それじゃあ行きマーーーーーーーース!」
ジャックの声も木霊する。
「ミーの活躍の場デスネーーーーーーッ!」
「兄さん、調子に乗ったら駄目よ」
「それにブラックゲッターのメインパイロットはおいらなんだけれどな」
「武蔵、機械獣の相手は頼むぞ」
「おう、任せときな」
武蔵は竜馬の声に応えた。
「あんな連中、おいらだけで充分だぜ」
「おのれ、我等を侮るか!」
「おいおい、別に侮っちゃいないだろ」
隼人が彼等にこう返す。
「何でもかんでも悪くとってるがな。被害妄想じゃないのか」
「ちょっとは落ち着きなってんだ」
「やかましいわ!」
「敵に言われるとは最大の屈辱よ!」
弁慶にも言われたのが相当しゃくだったのかさらに激昂した。
「こうなったら容赦はせん!機械獣をありったけ出す
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