第十六話 柴犬その六
[2/2]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
きな声でこう聖花に尋ねた。
「どう思う?漫画喫茶のお客さんに農業科のお話」
「あと食堂よね」
「全部一緒よね」
「間違いないわよ」
聖花も掃除機をかけながら愛実に答える。
「狐と狸よ」
「絶対にそれよね」
「漫画喫茶で騒ぐのも気になるけれど」
「問題は食堂のことね」
「盗み食いはよくないでしょ」
彼等にしては悪戯に過ぎなくとも食べ物を扱っている家の娘である二人にとっては絶対に見過ごせないことだ。だから二人も言うのだ。
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ