脱走
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ムから出て、東の方に向かった」
「「「了解」」」
「くそ、監視カメラのせいでこっちの動きが丸見えじゃねえか」
途中で拾った食事の時に使うナイフを構えながら、廊下の角から顔を出し警備員が居ないか確かめながら出口に向かう。
「あと少しだ」
その時に、警備員の一人に見つかってしまったが、すぐにスタンガンを首に押し当て気絶させる。その警備員を出口のところまで運び、出口の管理してる人が居る所まで行き、その気絶している警備員の喉元にさっき拾ったナイフを押し当てる。
「早くそこの扉をひらけ、じゃないとこいつを殺す!」
「待て、少し落ち着け」
「早くしろ!」
俺は少し首に押し当てているナイフを首から少し血が流れる程度に力を強める。
「わかった!わかったからやめてくれ!」
出口の扉が開き、俺は首にナイフを押し当てたまま、出口に向かう。そして出口の前で警備員を離し、俺は出口の扉をくぐる。
「俺は絶対に殺されないからな!」
この施設の地下の駐車場に行き、一台適当な車を見つけだす、幸いその車には鍵がつけっぱなしだった。おそらくこの施設内で盗む奴はいないだろうと思っていたのだろう。その車に乗り込んでアクセルを全開で踏み込み地上にある停止を求めるフェンスを、突き破りそのまま俺は逃走した。
side ジュリア
「なんですって、ユウヤ・サトウが脱走したですって!」
「はい、脱走して車で逃げていたようですが先程ユウヤ・サトウが乗っていたと思われる車が見つかりましたが、ユウヤ・サトウは見つかりませんでした」
ユウヤ・サトウが神代仁を襲うかもしれないわね。
「神代仁様に報告した方がいいかしら?」
「私の方から連絡しておきましょうか?」
「いいや、私が連絡しますからいいですよ」
「わかりました」
ユウヤ・サトウ、貴方はどこまで私を苦しめるのですか!
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