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八条学園怪異譚
第十六話 柴犬その五
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きだけれど」
 先輩は自分の好きな食べ物のこともついでに話した。
「ちゃんとお金を払って食べなさいってね」
「それはちゃんとしてもらわないとね」
「商売が成り立たないから」
 二人がこう言う理由はここにあった。
「私達のお仕事がなくなるからね」
「将来のね」
 このことは二人共通だった。二人共将来はそれぞれ食堂とパン屋という自分達の家の仕事に携わり続けたいと思っているからこう考えているのだ。
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