騎士
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は魔力障壁で誘導性の魔力弾も直進性の魔力弾もしっかり見切り防いだ。
その間に俺はビルから飛び降りた。だがその時かなり大きい魔力反応がものすごいスピードで近づいていることの気づきその方向に顔を向けた・・・目の前に銀髪オッドアイのせまっていた。そして奴はデバイスを一気に振りぬいていた。俺は避ける事も防ぐこともできず吹っ飛ばされた。
「ぐお!」
意識が飛びそうになる・・・だがなんとか意識を保つが体が動かない。
「だ、誰なのあなたは?」
シャマルが銀髪オッドアイの人物に呼び掛ける。
「俺か?俺は神代仁だ!そして俺は闇を夜天に戻せる!」
「管理局員じゃないのね?」
「は?俺は管理局員じゃないぜ。俺は闇を夜天に戻しに来たんだ。」
神代仁がほほ笑む。
「っ!」
シャマルの顔が赤くなる。
やはり奴が神代仁でニコポを持っているのか・・・
「とりあえず交渉だ。あそこに居る人は俺の大事な人でな、あまり苦しい目に会ってほしくないんだ。だからそこに居る意味がわからない奴の魔力だけを蒐集してくれ。」
な!俺の魔力を蒐集させる気か、くそ!体が動かない、動いてくれよ・・・
「わかったわ。蒐集」
「ぐぁ!」
あまりの痛さに声を漏らす。
「それじゃあ、俺は彼女たちのもとに戻らないといけないから」
そう言い残し神代仁は去って行った。
「くそ!待てこの野郎!」
どんどん魔力が吸われていることがわかる。
その時桃色の閃光が放たれた。同時に結界が壊れた。俺はとっさに残りの魔力を使って簡単な転移魔法を発動し俺は逃げる事に成功した。
「くそ!何なんだ」
俺はそのまま壁にもたれかかる。魔力はほとんど無い・・・このまま管理局員に見つかったらやばい。
俺は最後の力を振り絞り今の拠点である廃ビルに向かった。そこで魔力の自然回復を待つしかないないだろう・・・
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