第十四話 茶道部の部室でその五
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人が手を挙げてきた。禿げた頭の後ろはかなり出ていてエイリアンの様だ。その老人が出て来て言うのだった。
「わしがいつも厄介になっておる」
「誰?」
聖花が目をしばたかせてその老人に尋ねた。
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