退院
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今回あまり進展はありません。
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退院
side ユウヤ
俺は今日退院することになっていたので荷物をまとめ、今お世話になった先生と看護師に挨拶をしている。
「お世話になりました。」
「本当に今日帰るの?」
「はい、あまりここに居たくありませんので・・・」
ここはミッドチルダの管理局病院で、良く同僚や昔の上司に会うのである。そのため人に会うたびにお前は管理局の恥という趣旨のことを言ってくるのである。どうやら俺が一般人に警告もなしに攻撃を仕掛けたということになっており、周知の事実になっているらしい・・・そのため俺は一刻も早くここを出たかったのである。
「今日は爆発的な低気圧のせいで大雨が降っているが・・・本当に行くのかい?」
お世話になった先生が心配してくれる。そう今日は爆発的に発達した低気圧が大雨を降らしている。
「いえ、あまりここに居たくないので・・・・」
「それもそうだね・・・・」
先生も俺が様々な事を言われていることは知っているためか、暗い顔をしながら納得してくれたようだ。
「それなら両親に迎えに来てもらうとかできないの?」
看護師が心配そうな顔をしながら聞いてきた・・・・本当に優しい人たちばかりだ。
「両親は、忙しいらしく今日は迎えに来れなと・・・・」
とっさに嘘をついてしまった・・・・本当は全く連絡がとれなかったのだ。この人たちにこれ以上迷惑をかけたくなく嘘をついてしまった。
「そうかい・・・気をつけて帰りなよ。」
「ありがとうございます。」
俺は病院を出た。外はものすごい雨が降り続けていた。俺は傘を開き足早に病院を去った。
〜移動中〜
やっと俺は自分の家に着いた。俺は鍵をさし鍵を回し家に入ろうとした。だが鍵は回ることはなかった。
「は?」
どういうことか全く理解することが出来なかった。
唖然としていたら玄関の下から紙が出てきた、どうやら手紙らしい。
俺はそれを拾い手紙の内容に驚いた。
私の息子ユウヤへ
あなたが仕事でミスをして管理局をクビになったと聞いたときは、何かの間違いだと思いました。しかしながらニュースで、あなたが一般人に警告なしで攻撃をしている映像を見たとき愕然としました。それでも私たちはあなたを信じたかったけど、報道陣や周りの目に耐えられなくなりあなたと縁を切ることにしました。本当に不甲斐ない両親でごめんなさい。
「何なんだこれは・・・そんな簡単に・・・・なんだってんだ。」
俺は頭が真っ白になった。全く持ってこ
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