第一話 湧き出てきたものその二
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あそうだけれどね」
「あんたはあんたよ」
「けれど本当に林田さんは凄いわね」
「滅茶苦茶頭いいじゃない」
「そうね。本当にね」
自分とも比べられて聖花が褒められることを聞いてだ。愛実は嫌なものを感じた。聖花は凄いのに自分はどうかと。周り全部に言われている様に思えた。
こうしたこともあった。急にだ。
「ああ、森本いいか?」
「何?」
一緒のクラスの少し格好いい男子にだ。不意に声をかけられたのだ。実は愛実のタイプだったりする。少し話した感じでは性格も悪くない。
その彼に声をかけられてどきりとしなかったと言えば嘘になる。愛実もそんな歳になっていた。
だがその彼女にだ。男子生徒はこう言ってきたのだった。
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