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八条学園怪異譚
第十二話 首なし馬その三
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。それじゃあね」
「早く座りなさい」 
 おばさんも娘に言う。
「もうできるわよ」
「そう。それじゃあ」
「安い早い美味しいよ」
 おばさんはもう揚げたカツをまな板の上で切っていた。
「食堂の鉄則はいつも言ってるわよね」
「うん、牛丼と同じで」
「そういうお店だからよ」
「それじゃあ今から」
「早く食べなさい、いいわね」
 愛実はおばさんの言葉に頷きカウンターに座った.勿論席は聖花の隣の席だ。
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