第十一話 池の怪その十一
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「そして水中でも呼吸ができるがな」
「それでもですか」
「住む場所には水がないんですね」
「そうなっている。そうだな、河童を科学的に言うと」
海軍、海上自衛隊にいただけに話は科学も含まれた。
「両生類、いや亀だな」
「甲羅ありますしね」
「そうなりますか」
「そうなるだろう」
日下部は腕を組み考える顔で話した。
「両生類的な特徴も多いが甲羅や嘴を見ていると爬虫類になるだろう」
「そういえば亀に似てるし」
「そっちよね」
二人も河童には具体的に言うと蛙に近いものを感じるがどちらかというと亀に似たものを感じ取って述べた。
「あとお皿があるけれど」
「あのお皿は」
「河童はあれが干上がると弱くなる」
これもよく知られていることだ。
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