暁～小説投稿ｻｲﾄ～:八条学園怪異譚第九話　職員室前の鏡その五

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八条学園怪異譚

第九話　職員室前の鏡その五
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るたをはじめた時、その時にだというのだ。
「先生に教えられてたことよね」
「そうよね。かるたは文化だから」
　だから余計にだと、二人はいつも先生に言われていたのだ。
「正々堂々、相手を尊重して」
「そしてかるたそのものにも敬愛を忘れない」
　二人で話していく。これまで先生に教えてもらったことを。

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