第八話 屋上の騒ぎその五
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の知ってる妖怪多いわね」
「というかそうした妖怪ばっかりだし」
「キジムナーの人達もいるわよ」
「一緒に飲んで食べてるわね」
二人がキジムナーのことを話すとそれと同時に当人達が二人に気付いてその小さな手を挙げて言ってきた。
「あっ、暫く振り」
「来たんだ」
こうした陽気な返事だった。
「ここの噂聞いたんだね」
「それで来たんだね」
「うん、そうだけれど」
「貴方達もいるのね」
「そうだよ。こうして皆と親睦を深めているんだ」
「こうしてね」
そうしていると笑顔で応えるキジムナー達だった。毛むくじゃらの顔でそこから目鼻と口だけが見えているので表情はよくわからない。
だが目が笑っている。そこから表情がわかるのだ。
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