ジュリア・マーキュリー
[2/2]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
うに、あっという間にその犯罪組織を壊滅の追いやった。その時見つけた証拠のほとんどが私が見つけていて、アジトに乗り込んだ時も私が先陣を切っていた事もあり、私は超若くしてある部隊の部隊長に任命された。
その後私は、資料で回ってきた神代仁の映像を見て私は彼に一瞬で一目惚れしてしまった。その後彼を襲った奴が悠々と暮らしていると聞き、私は耐えられなくなり、様々な根回しをして、彼の逮捕状を作り彼を捕まえるために、色々と奮闘した。
私は過去の事を思い出しながら、ユウヤ・サトウが裁判所に来るのを待っていた。
その時一つの扉が、重い音を響かせながら開いた。管理局員と共に目を虚ろにさせたユウヤ・サトウが入ってきた。その眼には一切の精気が宿っていなかった。
私は、思わず舌打ちを打った。
「先生それで彼の診断結果は・・・」
「やはり心神喪失が認められたよ、まああんな状態じゃ、誰が見ても心神喪失している事は明らかだろう」
「やはり彼が元に戻ることはないのですか?」
「残念じゃが、万に一つも彼が元に戻る可能性はないのう〜」
「そうですか・・・」
私が、先生とのやり取りを思い出している間に、裁判はどんどんと進み、最終判決が下された。
「被告人ユウヤ・サトウは、心神喪失が認められ自己判断能力が低下していたと見られる。よって被告人を無罪とする。」
************************************************
誤字脱字報告、アドバイス、感想お待ちしています。
次回は、ジュリア・マーキュリーと神代仁の設定と、閑話を書くつもりです。
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ