転生者
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お待たせしました。今回はいつもより短いです。
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転生者
side ジュリア
今私は、ユウヤ・サトウの裁判のためミッドチルダにある裁判所に来ている。
「やっと彼を捕まえて、刑務所にぶち込めると思ったのに・・・」
私は誰に言うでもなく独り言を漏らす。
色々問題があり彼を刑務所にぶち込めなくなりそうなのである。
「まあでもこれで彼は神代仁様に近づけなくなるでしょうけど」
これで私は、自分の気持ちを満たせるような気がした。
そしてあの時のことを思い出す。思えばあの出来ごとがあったおかげで、ここに居るのよね私は・・・
side ???
上下左右真っ白な空間にあまり容姿が良いとは言えない眼鏡かけた女性が一人ポツンと立っていた。
「ん?ここは?」
その女性は、自分がなぜこんなところに居るか理解出来ずにいた。
「ふぉふぉふぉふぉ」
突然どこからともなく声が聞こえてきた。
「だ、誰?」
突然女性の前に年のいったご老人が現れた。
「ワシかワシは、お前らの言うところの神じゃ」
「神様?」
私は神を信じていなかった。私の人生はあまり良い物ではなかった。小学校でいじめられ、中学でいじめられ、高校でいじめられ、そして大学でもいじめられた。もし神様が居て人々を救ってくれるなら私を救ってくれてもよかった。
「そうワシが神だ。それもとびきり上位の神だ!」
私は、涙を流しながら叫ぶように神に言った。
「嘘だ!もしあなたが神ならなんで私を救ってくれなかったの!」
「まあ落ち着け篠崎直美」
神が私をなだめてくる。
涙をひっきりなしに流し続けながら私は神の話を聞いた。
「おぬしには、転生をしてもらう。ワシの手違いで死んでしまったからな。そこでワシは、いくつかおぬしの願いをかなえてやろうと思っている。ちなみに転生先の世界では魔法があるぞ。」
「魔法?」
「そう魔法じゃと言っても、ファンタジーみたいな感じじゃないが・・・ちなみに向こうでは、魔力の量でランク分けをしておる。そのランクが高ければ高いほどエリートというわけじゃな。」
私は、意味がわからなかった。ファンタジーじゃない魔法って何なんだろう・・・
とりあえず私は、素直に自分の願いを言ってみた。
「それじゃあ、そのランクを最大にしてください、それと誰にもいじめられないほどの良い容姿をください。後なるべく高い地位についてみたいです。それにアニメのとある科学の超電磁砲のレールガンが使ってみたいです。」
「そうかわかった・・・それでは、転生を始めるぞ」
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