第七話 魚の目その一
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?」
「そう。それにしてもその秋刀魚って」
見てみるとかなり大きい。しかも頭もある。
その頭も見てだ。愛実は聖花に言った。
「いい秋刀魚ね」
「そうよね。脂も乗ってて」
「すだちかけた?」
「うん、もうね」
秋刀魚には欠かせないそれもだというのだ。
「かけたわ」
「すだちがないとやっぱりね」
「秋刀魚を食べた気がしないわよね」
「そう思うわ。けれどね」
「けれどって?」
「聖花ちゃんお魚の目も食べたの?」
愛実は怪訝な顔で聖花にこう問うた。
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