絶望
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たマガジンを取り替えカートリッジをリロードした。空のカートリッジが三発ほど空を舞う。
プロテクションに様々な武器がぶつかり火花をあげる。
「ぬおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!」
俺は、雄たけびをあげる。
なんとかプロテクションは破られず保っている。
女性の声が俺の横から聞こえてきた。
「超電磁砲!」
「がはっ・・・」
肺の中の空気が押し出される。
突然俺の横から衝撃が襲ってきた。そのまま俺は、横に吹っ飛ばされ壁に叩きつけられた。
何がなんだかわからないが俺は不利な状況におかれていると判断し、壁に叩きつけられた衝撃で怪我をした腕を押えながら、歩き始めた。
side end
side ジュリア
「ふふふふふ、ついに来てしまったは地球に、ちょっと懐かしい気がするな」
私は、ほんの少しばかり懐かしい雰囲気を楽しみながら、愛しの神代仁を探していた。
そしたら急に結界が展開された。
「結界?」
私は急いで結界の方に向かった。
そしたらそこには、神代仁から攻撃を受けているユウヤ・サトウがいた。
私は、神代仁様に会えた喜びと同時に神代仁様の近くにユウヤ・サトウが居ることに気づき激しい怒りを感じた。
なんでまたユウヤ・サトウがいる!犯罪者が神代仁様に近づくんじゃない!
私は、怒りにまかせてデバイスを起動させて魔法で一枚のコインを呼びだし、そのコインを撃ちだした。
「超電磁砲」
ユウヤ・サトウが大きく吹っ飛ばされる。
私が撃ち終えた後、異変に気付いた私の部下が駆け寄ってきた。
「ジュリア隊長!大丈夫ですか?」
「私は大丈夫よ。それよりも早くユウヤ・サトウを追いかけなさい」
「はっ!わかりました!」
ふふふこれでユウヤ・サトウを逮捕できるわ!
side end
side ユウヤ
俺は、腕を押え足を引きずりながら走り続けている。
「はぁ、はぁ、はぁ」
「まて!ユウヤ・サトウ」
管理局が追ってくる。
逃げなければ、俺が何をしたってんだ!
足が縺れ、転んでしまった。
「確保!」
俺が倒れたところを局員が押さえつけバインドをつける。
「くそおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!うああああああああああああああああああああああああああ」
俺はありったけの声で叫んだ。
この時心が壊れる音が聞こえた。パリンっと・・・
心が壊れ、心が死んだ。
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