スーパーロボット大戦OGs
0088話
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。ストーク級でもあればいいのでしょうが、あれはある意味ノイエDCの象徴とも言える艦でこちらにはまわして貰えるとは思えません。そうなると、やはり移動速度が多少遅くてもこのライノセラスがベストな選択になります」
「W15はどう思う?」
「俺としてはレイディバードを使うよりはこの艦の方がいいと思う。レイディバードは一応特機も運搬可能だが、1機が限界なのでな」
特機の事も考えるとやはりライノセラスがベスト、か。あちらの世界でクライウルブズにトライロバイト級を1隻落とされたのが痛かったな。
なるべく早くシロガネを奪取しておきたい所だ。いや、原作ではリクセント公国を奪還されてすぐだったし、そう時間は掛からないと考えてもいいか?
「無い物ねだりをしてもしょうがない。それよりも各機出撃準備だ。今回は俺達だけだから派手に暴れて構わんぞ」
「了解」
「了解した」
エキドナとウォーダンの返事が重なり、それぞれヴァイサーガとスレードゲルミルへと乗り込む。量産型Wもエルアインスへと乗り込んでいく。
もちろん俺もグロウセイヴァーへと乗り込み、出撃準備は完了した。
「W15は好きに暴れろ。W16はW1からW10までの指揮を」
「隊長は?」
「改修後の初めての全力戦闘だ。俺もW15と同じく好きにやらせて貰う」
「了解しました」
全機がアースクレイドル産のASRSを使用している為、連邦の残存部隊にはまだ気付かれていない。今更ながらに感じるが、このASRSは非常に便利なECMだ。こちらから攻撃を仕掛けた後はASRSが解除されてしまう為に探知されてしまうが、逆に言うと攻撃をしない限りは相手からは探知出来ないのだから。特に今回みたいに少数精鋭での奇襲攻撃には絶大な効果を発揮する。
「W15、最初の一撃はお前のスレードゲルミルで連邦軍を圧倒してやれ。その後は連邦軍が我に返る前に一斉射撃だ」
「承知!」
鋭く叫んだウォーダン操るスレードゲルミルが、肩から部品を外し、斬艦刀へと変化させて連邦部隊へと向かって構える。
「伸びよ、斬艦刀!」
その言葉と共に、液体金属……ではなく、マシンセルで構成された刃がその長さを伸ばし、エネルギーの刃へと変化した。
「うおおおぉぉぉぉぉっっっ! 星ごと奴等を薙ぎ払え!」
雄叫びと共に振り下ろされたエネルギーの刃は、レイディバードやその他多くの艦船ごとそこに集結していたPTやAMを文字通り薙ぎ払った。今の一撃だけで残存部隊の3〜4割は削っただろう。あれが原作でいう星薙ぎの太刀、か。
「我はウォーダン、ウォーダン・ユミル! メイガスの剣なり!」
ウォーダンの名乗りが戦場へと轟く。
その声を聞き、破壊された機体を見てようやく理解したのだろう。まだ生き残っている
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