『謝罪と理解・・・そしてお仕事』
[2/2]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
「京、牽制頼むぞ」
「任せて」
小雪は距離をとり、二発目のゴム弾を発射した後SGを捨て、相手の懐へ一気に詰める
「諦めな」
ドスッ!
男の鳩尾に深く重い一撃を入れる。男は言葉を発する事なく倒れる
「・・・さぁて、まだ終わらねえよ。歯ぁ食いしばっとけよ? ユキ、京」
「オッケー」
「オッケ〜?」
その後、男共の断末魔が響いたとか
◇
モロ、大和、由紀江チーム
「・・・またこれはベタな展開な事で」
「だよね。ベタ過ぎて何と言えばいいのか・・・」
「あぁ?何言ってんだ?」
大和とモロの会話に男の声が割り込む。警戒区域に入った瞬間・・・いきなり複数の男達に囲まれ、路地裏へ連れ込まれていた
「お二人とも下がっていてください」
「お〜、まゆっち頑張れよ」
「大和、応援するならちゃんとやろうね?」
微妙に気の抜けた応援にモロがツッコミを入れる・・・この状況でなければ、普段の絵であった
「そういえば司桐から預かってたんだっけ? おーい、まゆっち。コレ、司桐から」
大和が投げたのは、司桐使用中の模造刀『紀宗』である。由紀絵江が日本刀を振り回す位なら、模造刀の方が格段に良いだろう。と司桐の心遣い(?)である
「(司桐さん・・・ありがとうございます!) では、行きます!」
上段の構えから放たれる神速の斬撃が男共の体に直撃し、悲痛の叫びを漏らしながら倒れていく
「流石だね黛さん。ありがとう」
「い、いえっ!」
『まゆっちは当然の事をしたまでたぜ〜』
「松風!」
「いや、松風の言う通りだ。これからもよろしくな、まゆっち」
笑みを浮かべて言いながら手を差し出し、握手を交わすが、その際に由紀江の手が震えていた・・・
◇
百代、一子、岳人のチームは・・・
「おりゃああああ!!」
「はぁあああああ!!」
百代、一子が一方的に犯人どもをボコっていた・・・
「・・・俺様って、何をすれば・・・」
岳人の呆然と立つ姿があったとか・・・
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ