暁 〜小説投稿サイト〜
ちょっと違うZEROの使い魔の世界で貴族?生活します
本編
第4話 領地経営と鍛錬だ!!妹観察日記はサボり気味
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方が無いので、秘薬の事は可能性有として、ヴァリエール公爵にのみ報告したそうです。
領地経営の報告書が母上の所に来ていたので、見せてもらいました。
bP 衛生管理と衛生法。
母上達の努力が実り、領民の理解を早い段階で得られました。そのおかげで、町や村は清潔になりました。肥料は発酵時間(約1年必要)が全く足りないので、結局土メイジに《錬金》してもらったそうです。肥料は無償で、農村に配られました。ただ《錬金》した肥料は質が低いので、今後は専用施設を郊外に設置し、自然発酵を行うようにするそうです。
bQ 商会の設立。
まだ軌道には乗っていませんが、領民からは非常に評判が良いです。一部の領民の間では「悪い商人に、お金を取られなくなった」と、感謝されました。守備隊の中には、実家の事等で恩義を感じ進んで護衛をする者もいたそうです。
まだ黒字は出せませんが、この調子なら1年以内に黒字を出せそうです。
bR 寺子屋の設立。
通う者はそこそこの人数に達したようです。しかし、まだまだ理解を示さない者達も居ます。特に農村部では、そう言った傾向が強いです。子供も働き手であると、認識しているからでしょう。正直に言って、芳しくありません。
※要対策ですね
寺子屋以外は順調です。しかしこのままでは、平民間の格差が大きくなってしまいます。そうなれば、軋轢から抗争なんて事になりかねません。少し早いですが、屯田兵を設立した方が良いのでしょうか? しかし、予算がな……。赤字覚悟か? いや赤字は不味いです。仕方が無いので、ここはまだ保留するしか無いですね。
妹? 相変わらずです。まだ赤ちゃんですので。でも少し大きくなりましたね。
また3カ月が経ちました。今月はヤラの月(1月)で、始祖の降臨祭があります。みんな休みですが、守備隊の半分は居残りです。亜人からすれば、「始祖の降臨祭? そんなのかんけーねー!! そんなのかんけーねー!!」ですから。せっかくの始祖の降臨祭を、血の降臨祭にする訳には行きません。まあ、始祖なんか信じちゃいませんけど。
降臨祭ですので、父上も帰って来ました。相変わらず進展が無いそうです。相手には完全に警戒されてしまいましたね。しかも予想以上の大物貴族が、関わっているかもしれないとの事。無理はしないでほしいです。
続いて領地経営の経過です。
bP 衛生管理と衛生法。(最終報告)
この考えを領民に定着させる事に成功した様です。発酵施設も、郊外に設置できました。1年後には、質の良い肥料が出来始めるでしょう。今後の物流・管理は、マギ商会に委託します。
bQ 商会の設立。
幸運な事に優良な取引先を、一件見つける事が出来ました。今後は黒字が見込めるでしょう。また、これを足掛かり
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