暁 〜小説投稿サイト〜
ちょっと違うZEROの使い魔の世界で貴族?生活します
本編
第2話 今後の考察と告白
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れをメイド長にそのまま報告したらしく、寝ぼけるな!! とお説教をもらっていました。
(ザマーミロ。もう、お前に下の世話にならねえよ!!)
思えばトイレに行きたくなる度に、脱走していました。(屋敷の中ですると、絨毯などの掃除でシャレにならない)しかし毎回パターンが決まっているかのように、同じ事を繰り返しでした。
トイレに行きたくなる。→脱走→失敗→拘束→漏らす→恥辱の罰ゲーム。
毎回このパターンなのです。しかも、このメイド10代後半で若いんです。終いには「抱っこすると漏らす」と言う、不名誉な誤解を受けてしまいました。しかし、これでやっと私の名誉は回復する事でしょう。その後何故かトイレの度に、涙目で睨まれることとなりました。こっち見んな、後ろ向け!! ……流石に、ちょっと可哀想か? あとで、何か埋め合わせしよう。このメイドは、たしかミーアって名前でしたね。
そう言えば、おまる登場直前に事件が有りました。いつも通り、恥辱の罰ゲームを受けた私は寝室で、見慣れない一冊の本を発見したのです。興味本位で開いてみると、それは18で発禁な本でした(注 文章のみ)。そこにミーアが、オムツの処理を終え帰って来たのです。恥ずかしくなり、私は思わずその本を隠してしまいました。その後ミーアが、焦って何かを探していたので、持主は間違いなくミーアだと分かりました。この状況で本をなかなか返せずにいると、なんと母上に本を発見されてしまったのです。母上が、その本をパラパラと流し読みをした後で一言。
「……持主は誰?」
(母上!! 怖いです!!)
業務内容に私の監視が含まれているミーアは、当然その時同じ部屋に居ました。見るとミーアは、顔を青くしながら変な汗を流し震えています。しかし余程あの本が惜しいのか、それとも後で発覚するのが怖かったのか、震えながら手を挙げ名乗り出ます。
その後私は、すぐにメイド長に預けられ部屋を追い出されます。帰って来た時には、母上もミーアも何故か笑顔でした。
……いったい何があったのでしょうか?
いよいよ母上の出産が、目前に迫っています。しかし何故か父上が全然帰って来ないのです。思い出してみると、母上が家に閉じこもってから、一度も父上を見かけていません。使用人達も、父上が帰ってこないのを心配しているようです。そこで思い切って母上に聞いてみました。
「ぱぁぱぁ、いない、どこ?」
その言葉に一瞬驚き、すぐに喜び……そして最後に「王都よ」と呟きながら目を逸らされてしまいました。
(一体何があったのでしょうか?)
流石にそれ以上は、何も聞けませんでした。
それから数日後、ようやく父上が帰って来ました。しかも、同僚らしき人に引きずられながら。同僚らしき人に、執
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