第2章 妖精の尻尾
フェアリーヒルズ
[5/6]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
「暑苦しい奴め・・・プールといえばこうだろ?」
グレイさんの氷でさらに冷たくなったプール・・・
いやただの氷海のプールになった・・・。
「プールというより・・・氷そのものだな・・・。」
「だっひゃひゃ〜、こりゃ〜良〜や。」
ビックスローさんはどうやら気にいったみたいですけど・・・
見るからにとても入りたくないと思います・・・。
「あいつら・・・好き勝手だなぁ・・・。」
「それより・・・プール掃除はどうなったんだ?」
「イカレてるぜ・・・。」
アルザックさんとガジルさんは呆れてそう言った。
「一応、プールの中を掃除はして、水を入れましたが・・・このようになりました。」
「良いんじゃない?少しくらい息抜きもしないとね」
何でミラさんはここでくつろいでるんですか・・・。
するとナツさんが何かを発見した。
「ん?何だこの穴?」
「ガラスはめ込んであんぞ?」
「の、覗き穴!?漢にあるまじき行為!」
「下に部屋まであんぞ!」
「覗くって何をだよ?」
「そりゃお前、女子一同の水着姿だろうがよ!」
「(それ女子の皆さんが聞いたら怒りますよ・・・。)」
「そんなの何が楽しんだ?」
「イカレてるぜ・・・。」
興味のないナツさんとガジルさんはそう言う。
「(まぁ、プールも綺麗になったし、釣りにでも行ってこよう・・・。)」
「・・・という訳です。」
「覗き部屋って、最低!!」
回想をし、最初にレビィさんがそう言った。
「一体誰かしら!?」
「取りあえず、掃除していたメンバーにはいないと思いますが・・・。」
「何でわかるのだ?」
エルザさんが疑問に思い、質問をした。
「もし、メンバーの中にその覗き部屋を知っている人がいたら、
動揺する筈です。それに全員、初めて知ったという話でした。
第一にまず、その覗き部屋のあるプールの掃除をするのに
普通なら隠しているはずです。その様な行動をとった人はいませんでしたから。」
「「「「「成程。」」」」」
女性メンバーの方々は納得しました。
ドーン!
「何っ!?」
「爆発音・・・?」
「ギルドの方からだ・・・。誰かがあの覗き部屋を壊したと思います。」
「それはそれで助かるわ。」
ちなみに、この後にミラさんから聞いた事だけど、覗き部屋の犯人はマスターで、
ナツさん達が何かとんでもない物を見て、覗き部屋で暴走が起きたそうです。
「それでは、みん
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ