暁 〜小説投稿サイト〜
混沌の魔術師と天空の巫女
第2章 妖精の尻尾
フェアリーヒルズ
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「暑苦しい奴め・・・プールといえばこうだろ?」

グレイさんの氷でさらに冷たくなったプール・・・
いやただの氷海のプールになった・・・。

「プールというより・・・氷そのものだな・・・。」

「だっひゃひゃ〜、こりゃ〜良〜や。」

ビックスローさんはどうやら気にいったみたいですけど・・・
見るからにとても入りたくないと思います・・・。

「あいつら・・・好き勝手だなぁ・・・。」

「それより・・・プール掃除はどうなったんだ?」

「イカレてるぜ・・・。」

アルザックさんとガジルさんは呆れてそう言った。

「一応、プールの中を掃除はして、水を入れましたが・・・このようになりました。」

「良いんじゃない?少しくらい息抜きもしないとね」

何でミラさんはここでくつろいでるんですか・・・。
するとナツさんが何かを発見した。

「ん?何だこの穴?」

「ガラスはめ込んであんぞ?」

「の、覗き穴!?(おとこ)にあるまじき行為!」

「下に部屋まであんぞ!」

「覗くって何をだよ?」

「そりゃお前、女子一同の水着姿だろうがよ!」

「(それ女子の皆さんが聞いたら怒りますよ・・・。)」

「そんなの何が楽しんだ?」

「イカレてるぜ・・・。」

興味のないナツさんとガジルさんはそう言う。

「(まぁ、プールも綺麗になったし、釣りにでも行ってこよう・・・。)」







































「・・・という訳です。」

「覗き部屋って、最低!!」

回想をし、最初にレビィさんがそう言った。

「一体誰かしら!?」

「取りあえず、掃除していたメンバーにはいないと思いますが・・・。」

「何でわかるのだ?」

エルザさんが疑問に思い、質問をした。

「もし、メンバーの中にその覗き部屋を知っている人がいたら、
 動揺する筈です。それに全員、初めて知ったという話でした。
 第一にまず、その覗き部屋のあるプールの掃除をするのに
 普通なら隠しているはずです。その様な行動をとった人はいませんでしたから。」

「「「「「成程。」」」」」

女性メンバーの方々は納得しました。

ドーン!

「何っ!?」

「爆発音・・・?」

「ギルドの方からだ・・・。誰かがあの覗き部屋を壊したと思います。」

「それはそれで助かるわ。」

ちなみに、この後にミラさんから聞いた事だけど、覗き部屋の犯人はマスターで、
ナツさん達が何かとんでもない物を見て、覗き部屋で暴走が起きたそうです。

「それでは、みん
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