暁 〜小説投稿サイト〜
ちょっと違うZEROの使い魔の世界で貴族?生活します
本編
第1話 カルチャーショック!!母上何か隠していませんか?
[3/7]
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
、泣けばなんとかなります。問題は
ターゲット
(
おまる
)
までたどり着けるかどうかです。
ターゲット
(
おまる
)
が、格納場所として最も有力なのは一階の物置部屋です。現在位置は二階の寝室なので、どうやっても階段を通らなければなりません。また、
使用人
(
エネミー
)
に発見された場合、現状では逃亡はまず不可能です。また、一度でも失敗すると監視がついてしまいます。失敗が許されんミッションです。私の体格を考えれば、今回のスニーキングミッションは困難を極めるでしょう。ですが私の人としての尊厳の為に、絶対成功させてみせます!!
−−−−
一人脳内会議
(
ブリーフィング
)
終了−−−−
(よし、ミッションスタートだ)
まずは、手早くベットから降ります。その際、転がって頭を打ちましたが気にしません。
(……すみません。本当は無茶苦茶痛いです。しかし私の人間としての尊厳に比べれば、この程度耐えて見せます!!)
すぐにハイハイでドアに向かいます。壁立ちでノブに触ると、アッサリとドアは開いてくれました。(よし、ラッキー)そのまま壁歩きで、記憶の断片にあった物置部屋へと向かいます。が、目の前に最初の難所が待ち構えていました。
そう……階段です。まず周りをよく観察します。階段には運の良い事に、手すりには手が届かないが階段一段毎に、手すりを支える支柱が立っていました。また、
使用人
(
エネミー
)
の姿もありません。
よし、今なら行けます。支柱に確りつかまり、一段一段慎重に下りて行きます。途中で二階の階段付近を、
メイド
(
エネミー
)
が通過した時は、肝を冷やしましたが下りきる事が出来ました。
後はこの廊下を渡り切れば、目的地に到着です。ここで気を引き締めなおし、伝い歩きで一路物置部屋へ向かいます。運の良い事に危惧していた
使用人
(
エネミー
)
との遭遇はありませんでした。そしてようやく、物置部屋の扉を目の前でとらえました。しかしそこで、重大な見落としに気付いてしまいた。物置部屋に鍵がかかっている可能性です。くっ……なんて間抜けな。ですが、ここで諦めるわけには行きません。一縷の望みをかけて、扉を引っ張ってみます。するとなんと、大した抵抗もなく、開いてしまったではありませんか。しかも、入口のすぐ近くに
ターゲット
(
おまる
)
を発見したのです。すぐに床に座り、ハイハイ体勢移行し物置部屋に入ろうとした瞬間……。
(なんじゃこりゃぁぁーーーーーーーーーーーーー!!!!)
「ああああぁぁぁぁぁーーーーーーーーーーーーー!!!!」
突然体がふよふよと宙に浮かび上がり、
ターゲット
(
おまる
)
から遠ざかって行ったのです。全く信じられない、いったい何が起こったのでしょうか? 突然の事に理解が追いつきません。
そして終点には、母上がいらっしゃいました。ふよふ
[8]
前話
[1]
次
[9]
前
最後
最初
[2]
次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]
違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
しおりを解除
[7]
小説案内ページ
[0]
目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約
/
プライバシーポリシー
利用マニュアル
/
ヘルプ
/
ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ