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スーパーロボット大戦パーフェクト 第二次篇
第七十四話 ファルコン壊滅の危機
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言ってモニターを一方的に切った。何はともあれこれで話は終わった。
「終わったか」
グローバルは暗くなったモニターの画面を見て呟いた。
「まずは恒例の嵐は去ったな」
「お疲れ様です」
そこでクローディアがコーヒーを出してきた。
「ああ、済まない」
「いつものことですが凄いテンションですね」
「何、台風だと思えばいい」
グローバルも慣れたものであった。
「そのうち去る」
「そのうちですか」
「そうだ。こちらは聞き流していればいい。それを考えると台風よりはましなのかもな」
「強気ですね、艦長は」
「何、長い付き合いだからな」
彼は三輪もよく知っていたのである。
「昔からああだった。過激な人だった」
「やはり」
「そのまま太平洋区の司令官になられたが。やはり変わらないな」
「昔からああだったみたいですね」
それを聞いた柿崎が呟く。
「だとするとある意味凄い人だよな」
輝もそれに頷く。
「ですね。よく今まで問題もなくやってこれましたよ」
「知られていないだけで相当なことやっているのかもな」
「そうかも」
霧生もそれに同意する。そしてこれは後に的中するのであった。
「今のところは少し休もう」
「はい」
「総員艦内待機とする。いいな」
「わかりました」
こうしてロンド=ベルの面々はとりあえずは艦内において暫く待機することになった。その間彼等は少し休んでいた。
「あれコウ、何処に行くんだ?」
アルビオンの廊下でキースがコウを呼び止めた。
「少しな。格納庫まで」
「格納庫?一体何をするつもりだよ」
「デンドロビウムのデータのバックアップを取っておきたいんだ。後でニナに渡すから」
コウはこう答えた。
「ふうん、デンドロビウムのねえ」
「ああ。約束だからな」
「それがラブレターってわけじゃねえだろうな」
「ばっ、馬鹿言うな」
だが顔が少し赤くなった。
「そんな筈が」
「わかってるさ、からかっただけだよ」
キースは笑いながらこう返す。
「からかうなよ」
「しかしそっち方面の反応はわかりやすいな、相変わらず」
「おう、そこにいたか」
ここでモンシアもやって来た。
「あっ、中尉」
「ちょっとこれから付き合わねえか?」
「ちょっと?」
「何ですか一体」
「ベッキーからバーボンを貰ったんだよ。一緒にどうだ?」
「バーボンですか」
「そうだ。一人じゃちょっと多くてな」
「どれだけあるんですか?それって」
「ほんの十本程だ。今アデルとヘイトも飲んでいるところだ」
「昼間からですか」
「それはまた」
「まあ今はいいんだ。いざってなりゃサウナで酒抜くからな」
「おい、それはまずいぞ」
そこにバニングが来た。そしてモンシアに対して言う。
「ゲッ、大尉」
「酒を飲んだ後でサ
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