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スーパーロボット大戦パーフェクト 第二次篇
第七十三話 バルマー司令官マーグ
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していないわよ」
「まあそうだろうな」
「そうだろうなって」
「それがバサラだ」
レイは言った。
「あいつはあいつなんだ。それでいい」
「いいの!?」
「あいつがそうだからファイアーボンバーは今までファイアーボンバーだった。違うか」
「確かにそうだけれど」
これにはミレーヌも納得するしかなかった。
「けれど」
「何、暴走しても何とかなる」
レイはそれでも言う。何処かバサラを庇っているのはリーダーだからであろうか。
「あいつの暴走はプラスの暴走だからな。それに」
「それに?」
「ミレーヌも。同じだと思うがな」
「あたしがバサラと同じ!?冗談じゃないわ」
それには憤慨した。
「何であたしがバサラなんかと」
「それもおいおいわかることになる」
「わかる訳ないでしょ」
ミレーヌは憮然とした顔でこう返した。肩にいるグババも同じ顔であった。
そうした小さな騒ぎもあったがロンド=ベルは日本に向けて出発した。そしてそこでまた新たな運命の戦いを経ることになるのであった。

第七十三話完

2006・2・10
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