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スーパーロボット大戦パーフェクト 第二次篇
第七十二話 クワサン=オリビー
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一緒に」
「よければ食事などでも」
「いいねえ。それじゃあ行くか」
そう言って立ち上がった。そして男の手と自分の手を絡めさせた。
「ヒカル、イズミ」
そして二人に対して顔を向けて言った。
「ちょっと遊んで来るぜ。じゃあな」
「はい、どうぞ」
「美味しく妬けまぁ〜〜〜す」
二人はそう言って見送った。リョーコは機嫌をなおして男と一緒に食事に向かった。見れば彼女は小柄であったがかなりプロポーションがいいと言えた。自分のことは案外気付かないものなのかも知れない。
リョーコだけでなく他の面々も海を楽しんでいた。アイビスとスレイはイルイと二人で海の中にいた。
「そら、手を離すぞ」
銀のビキニのアイビスがイルイに泳ぎを教えていた。
「いいか、自分で泳ぐんだ」
「うん」
アイビスは言った通りに手を離す。イルイは一人で泳ぎはじめた。
「そうだ、その調子だ」
彼女はイルイに対して声をかける。
「頑張れ、もう少しで泳げるようになるからな」
見ればぎこちないながらもイルイは泳ぎはじめていた。アイビスはそんな彼女を励ましていたのだ。
「よし、まずはここまでだ」
そしてイルイを抱き締めた。
「いいぞ、泳げるようになってきたじゃないか」
「アイビスが教えてくれたから」
イルイは応える。
「段々泳げるようになってきたよ」
「あたしはそんなに教えていないけれどな」
「いや、中々いい教え方だぞ」
隣にいるスレイが言う。彼女は青い胸が大きく露出したワンピースを着ていた。胸はアイビスのそれより遥かに大きかった。
「ううむ」
「どうした」
「いや、ちょっとな」
アイビスもそれが気になりだしていた。
「胸が」
「!?胸がどうした?」
だがスレイはまだそれには気付いてはいない。
「どうもな。あたしにはビキニは似合わないみたいだな」
「そういうわけでもないぞ」
「そうか?」
「よく似合っている。綺麗な身体がよく出ているぞ」
「綺麗か?あたしはそうは思わないが」
「見事なものだぞ。その細い身体がな。羨ましい」
「羨ましい」
「ああ」
どうやらスレイはスレイでアイビスに対して嫉妬を覚えているようである。欲しいものは人によって違うということであろうか。
何はともあれアイビスは少し気持ちが楽になった。その横ではアラドとゼオラがアスカ達とは別に西瓜割りに興じていた。ゼオラは熊の柄のビキニである。
「何かなあ」
「何よ」
ゼオラはその大きな胸を突き出してアラドに問う。
「何か言いたいことがあるの?」
「いや、ゼオラって水着も熊なんだなって思ってな」
アラドは問うてきたゼオラに対して答えた。
「熊?」
「ああ、下着もだろ」
アラドは言った。
「だからなあ」
「ちょっと待ちなさいよ」
それを聞いたゼオラの顔色
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