暁 〜小説投稿サイト〜
スーパーロボット大戦パーフェクト 第二次篇
第七十一話 決戦!大海獣
[5/10]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
いた。
「大介君の言う通りだ。すぐにそうしよう」
「はい」
「まずは主力はバルマーのマシンを迎撃せよ」
「了解」
「そして水中用のマシンでドラゴノザウルスを迎え撃つ。この際ドラゴノザウルスの上陸は許すな」
「ハワイ市街地への損害を避ける為ですね」
「そうだ」
彼は早瀬の言葉に答えた。
「戦艦はそれぞれの部隊の援護に回れ。では健闘を祈る」
「了解」
こうして戦術が決定された。戦いはこうしてロンド=ベルがバルマー、そしてドラゴノザウルスを迎え撃つ形ではじまった。まずは水中に何機かのマシンが入る。
「今回兄さんは入らないのね」
「ああ、バルマーの方をやらせてもらう」
大介はマリアの言葉に返した。
「ボスは今回はボロットだしね」
「やっぱりこっちの方がいいだわさ」
ボスは上機嫌で言う。
「慣れたマシンでよ」
「ハンドル裁きも乗ってるしね」
「やっぱりおいら達にはボロットだよ」
ヌケとムチャも言う。
「そういうことだわざ。それじゃあ敵をどんどんやっつけてやるだわさ!」
「それはいいけどよ」
「何だよ、兜」
「今回ボロットにはミノフスキークラフトもミノフスキードライブもついてねえぞ」
「何、どういうことだわさ」
「ハロもな。全部他のマシンに回しちまった」
「兜、何で黙っていただわさ」
「昨日言ったじゃねえかよ。何言ってやがる」
「何時だわさ」
「飯食ってる時によ。ちゃんと言ったぜ」
「聞いてないだわさ」
ボスは反論した。
「飯食ってる時に何言っても聞こえないだわさ」
「そんなんでよくパイロットやってけるな」
「それ以外の時はちゃんと聞こえてるから心配ないだわさ」
「いや、そうじゃなくてよ」
甲児もいささか呆れていた。
「まあいいや。とにかく今は空は飛べねえからな」
「チェッ、ダイアナンAにはつけてるのに」
「ダイアナンAは修理装置があっからな。それにさやかさんも強いし」
「俺は強くないっていうのかよ。ボロットにだって補給装置があるだわさ」
「いいからとにかくフォローを頼むぜ。もう来ているんだからな」
「フン、いつもこうだわさ」
ボスはこう言ってむくれた。
「ボロットにばっかり。何時かギャフンと言わせてやるだわさ」
そんなことを言っている間にバルマー軍はハワイ市街に近付こうとしていた。ロンド=ベルはそれへの迎撃態勢を整え彼等を待ち構えていた。
「目標捕捉」
ヒイロが呟く。
「・・・・・・破壊する」
白い翼が舞った。そしてツインバスターライフルを構える。
それで敵を撃った。まずはそれで敵の小隊が一つ吹き飛んだ。
「今度は俺だ」
トロワが続く。空中高くアクロバチックに跳んだ後で狙いを定める。
「邪魔するのなら・・・・・・容赦はしない」
感情のない声で言った。そして一
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ