暁 〜小説投稿サイト〜
スーパーロボット大戦パーフェクト 第二次篇
第七十一話 決戦!大海獣
[4/10]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
れに頷く。
「蛸だよな、どう見ても」
「ああ」
「しかし、何て大きさなんだよ」
「!?ちょっと待て」
だがここでプルツーが気付いた。
「どうしたの、プルツー」
「リィナ、よく見てくれ」
彼女は左にいたリィナに声をかけた。なお右にはプルがいる。
「何?」
「あの蛸、何かおかしくないか」
「大体ここから見えるのだけでもおかしいけれど」
「そういう問題じゃない。見てくれ」
彼女はさらに言う。
「あの頭・・・・・・何処かで見たことがある」
「何処かで」
「しかも足に・・・・・・頭があるように見えるんだ」
「頭!?まさか」
「ああ、似ていないか。あれに」
プルツーの顔がみるみるうちに不吉なものとなっていく。
「おかしいぞ、あれは」
「ううん。まさか」
「いや、まさかじゃねえ」
ジュドーが言った。
「あの蛸は」
「ええ、間違いないわよ」
ルーが続く。
「あれは・・・・・・」
「ドラゴノザウルスだと!?」
ラー=カイラムのレーダーが警報を鳴らしていた。ブライトがトーレスに顔を向けていた。
「はい、間違いありません」
トーレスがそれに答える。
「ドラゴノザウルスです。海上に出現しています」
「他にも正体不明のマシンが多数空中に現われています。どうやらこちらに向かっています」
「ミケーネか」
「いや、違うな」
だがここでアムロが言った。
「ミケーネはジャブローでの敗戦の後戦力の回復に忙しい筈だ。彼等である可能性は低い」
「では一体」
「話は後だ。すぐ迎撃に出よう」
「そうだな。今は話すよりも動く方が先だ」
クワトロもそれに頷いた。そして彼等はすぐに動いた。
出撃して海岸でドラゴノザウルスを待ち受ける。そして空から来る敵にも備えていた。
「ピグトロンまでいやがるぜ」
甲児が金色に輝く何処か昔のSF小説を思わせる外見の敵を見て言った。
「どう見たってミケーネなんだけれどな」
「いや、それがどうも違うらしい」
しかし大介はこう言ってそれを否定した。
「それでは一体」
「あれを見てくれ」
大介は今度は鉄也に応えた。
「あれはミケーネのマシンではない」
「むっ」
それはメギロートであった。バルマーの無人偵察機である。彼等もよく知っている機体であった。
「あれがいるってことはバルマーかよ」
「まず間違いはないな」
「遂に動き出したというわけですね」
「そうだ。それに今回は新型のマシンも出て来ている」
見ればメギロートに似たマシンも多数あった。それ等が空に展開していた。
「見たところ今は小手調べといったところのようだが」
「数は多い。油断はできませんね」
「そうだ。ここはドラゴノザウルスと彼等、二つに分けるべきじゃないかな」
「そうだな」
グローバルが大介の言葉に頷
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ