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スーパーロボット大戦パーフェクト 第二次篇
第七十話 ネリー=リバイラル
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けてしまった。
「勇!」
ネリーがそれを見てまた叫んだ。
「ジョナサン、貴様!」
だが勇は無事だった。ジョナサンに対して激昂した言葉を返す。
「折角の再会だ!再会を祝して歓迎してやっているんだ!」
ジョナサンの叫びには狂気が感じられていた。
「孤独であるより楽しいぞ!」
「まだ言うのか!」
「何度でも言ってやる!オーガニック=エナジーが作ってくれた再会だ!共に祝おう!」
「クッ!」
ジョナサンはまた攻撃を仕掛けてきた。勇はそれを何とかかわして自身のブレンに対して言う。
「ブレン、逃げろ!相手に出来るもんじゃない!逃げろ!」
「ヒャハハハハハハハ!」
ジョナサンは勇のその声を聞いてさらに哂う。
「勇のブレンが泣いているなァ!勇!」
勇に対してもさらに言う。
「貴様が泣くのを見られるとはなあ!人生も捨てたモンじゃない!」
「舐めるなあっ!」
だが勇は泣いてはいなかった。まだ心では負けてはいなかった。
「どんな状態でも!」
「伊佐未ファミリーにはそろそろ消えてもらう!その血祭りの手始めだ!覚悟してもらうぜえっ!」
「くうっ!」
「いけない!」
ジョナサンはさらに攻撃を仕掛ける。ヒメ達はようやくそれぞれのマシンに乗り込んだばかりでまだ間に合いそうにもない。ネリーはそれを見て動いた。
自身のブレンに飛び乗る。そして勇とジョナサンの間に入ってきた。
「なっ、勇の援軍か」
ジョナサンは彼女とそのブレンの姿を認めて動きを止めた。
「貴方達の邪気がこの森を・・・・・・」
ネリーはジョナサンをキッと見据えて言う。
「バイタル=ネットが作る結界を汚しています!」
「何を偉そうに!」
だがジョナサンはまた激昂して叫ぶ。
「ここは俺とバロンズゥが造る結界だぞ!」
「またバロンズゥ」
「やはり」
ネリーはバロンズゥという単語に反応した。
「バロン=マクシミリアン」
「バロン=マクシミリアン」
「勇、あっちに人が!」
そこでようやくブレンに乗り込んだヒメが小屋の側の岩場を指差す。そこは高くなっていた。
「人!?」
「やはりここにいたのね」
ネリーもその岩場に顔を向けていた。そしてそこにいる仮面とマントを身に着けた謎の人物がいた。
「バロン=マクシミリアン!」
ネリーはその人物を見据えて叫ぶ。だがバロンは一言も発しなかった。
「・・・・・・・・・」
「グランチャー=バロンズゥをけしかけることは罪を犯すことです」
「・・・・・・・・・」
だがそれでもバロンは言葉を発しない。
「バロンズゥを退けさせなければ私のブレンも爆発するかも知れません」
だがネリーはそんなバロンに対して話し続ける。
「それでは私も罪を犯し。あなたも罰を受けることになりマス。それでもいいのですか?」
「罪を犯し罰を受け
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