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スーパーロボット大戦パーフェクト 第二次篇
第七十話 ネリー=リバイラル
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た」
「そうなのか」
「長く続く戦乱に耐えられなくなってきたようだ」
「事態は悪化しているんだな」
「何、それでも希望は残っているさ」
落ち込もうとする一同に対して真吾が言った。
「よく言うだろ、人間に残る最後の友達は」
「希望だって言いたいのね」
「そういうこと。わかってるな、レミーは」
「あら、ギリシア神話はレディーの嗜みよ」
レミーは笑って返した。これがギリシア神話のパンドラの箱の話であるのはもう言うまでもないことであろう。
「今回はケン太が希望になったわけだな」
「そうね」
レミーはキリーの言葉に頷いた。
「何か俺達より凄いな」
「私達って所詮ロボットに乗るだけだからね」
「正義の味方の正体見たり、枯葉柳」
「それはそうとケン太は何処に行ったんだ?」
勇が問う。
「あっ、そういえば」
レミーも気付いた。
「何処に行ったのかしら、あの子」
「お父さんに会っているよ」
「お父さん!?」
皆真吾のその言葉に眉を顰めさせた。
「真吾、悪い冗談はよしてくれ」
「真田博士はもう」
「何でもあらかじめファザーに自分の意識を移動させていたらしい」
「ファザーに」
「じゃあサバラスさんもこっちに来ているのか」
「ああ。それで話をしている。まあ大体宙の親父さんと一緒だな」
「親父とか」
宙はそれを聞いて少し複雑な顔を作った。
「まあそういうことさ。心配はいらないよ」
「了解」
真吾の言葉通りケン太は父と話をしていた。OVAやサバラスも一緒である。
「真田博士」
サバラスはファザーの中にいる真田博士に問うていた。
「それではケン太の友達と私達の使命は深い関係にあるのですか」
「そうだ」
そして博士はそれに頷いた。
「ケン太の成長とビムラー覚醒のきっかけとなる」
「ビムラーの覚醒?」
ケン太はそれを聞いて目を少し丸くさせた。
「ビムラーって瞬間移動を可能にするエネルギーのことだよね」
「うむ」
父は息子の言葉に頷いた。
「それと僕にどんな関係が」
「いいかケン太、よく聞くんだ」
博士は言った。
「御前と御前の仲間達にはこれからも多くの試練が待ち受けている」
「試練が」
「そうだ、それに打ち勝った時人類は新たなステップを踏むことになるだろう」
彼は言う。
「覚醒したビムラーや、御前の友人達と共に」
「え・・・・・・!?」
ケン太はそれを聞いてキョトンとした。
「それはどういう意味なんですか?」
OVAにもわからなかった。そして問うた。
「外宇宙に進出したとはいえ人類はまだ未熟な存在だ」
「はい」
サバラスはそれに頷いた。それを否定するつもりはなかった。
「本当の意味で巣立ちをするには守護者の下から離れなければならない」
「守護者!?」
それを聞いたケ
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