第六十九話 ビムラーの動き
[6/12]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
それを聞いてニヤリと笑った。
「では今回のメインは無理だな」
「クッ」
「ではわしがメインを張らせてもらおう。久し振りのロンド=ベルとの戦いのな」
「フン、勝手にやるがいい」
「ではお手並み拝見といこう」
「それでは見ているがいい。いでよ、三十五身合体ロボ!」
「三十五身!?」
「またえらく派手にでたなあ」
甲児と宙がまた言う。
「フン、五つや六つなどと甘いものではないぞ!」
「ゴッドマーズに喧嘩売ってるつもりかな」
「さて」
コウとキースも呆れていた。だがカットナルはそれでも続けた。
「ゴッドネロス!さあロンド=ベルを始末するのだ!」
「また御大層なものを出してきたのう」
「美しくない」
「ええい、外野は黙っておれ!」
カットナルはこう叫んで二人を黙らせる。
「ドクーガ広報部が総力をあげて作り上げたこのマシン!これで今回こそロンド=ベルを始末してくれるわ!」
「広報部!?」
マサキがそれを聞いて眉を動かした。
「今あの変なおっさん広報部って言ったよな」
「確かに言ったニャ」
クロがそれに答える。
「何で広報部なんだ?」
「さて、ドクーガのことはわけわからないニャ」
「わかんねえか」
「きっとおいら達じゃわからない変な事情があるんだよ」
「ええい、猫までドクーガにあれこれ言うか!」
カットナルはそれを聞いてまた激昂した。
「トランキライザー、トランキライザー・・・・・・」
トランキライザーを出してきれそれを掴む。そして口の中に投げ入れて飲み込んだ後で言う。
「ふう、それでだ」
「うむ」
ケルナグールがそれに合わせる。
「行けゴッドネロス!あのやかましい連中を粉砕せよ!」
「チッ、やっと来やがったかよ!」
マサキが前に出ようとする。
「図体がでかいだけじゃ何にもならねえんだよ!今それを教えてやるぜ!」
「待った、マサキ」
しかしここでゴーショーグンが前に出て来た。
「真吾さん」
「やっぱりドクーガといえば俺達だしな」
「出番は自分で調達しないとね」
「そういうこと。坊やは今回はサポートに回ってくれ」
「坊やってよお」
「まあマサキここはゴーショーグンに任せるニャ」
クロがかかさず言った。
「あたし達はその他の敵を倒して」
「そうそう。やっぱりいつもメインってやけにはいかないよ」
「チェッ、わかったよ」
マサキは二匹のファミリアの言葉に仕方なく頷いた。
「それじゃあ行くか。頼んだぜ」
「あたし達に任せるニャ」
「大船に乗ったつもりでいてくれよ」
サイバスターはゴッドネロスをゴーショーグンに任せて戦場を変えた。そして他の敵に向かうのであった。
「さてと」
真吾はゴッドネロスを前にしてまずは一言出した。
「これはまたかなり大きいな」
「大きさは問題
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ