第六十八話 集結!!七大将軍
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「ヌウッ!」
それは将軍達も襲った。破壊された戦闘獣こそ少なかったがそれぞれ大きなダメージを受けていた。
「クッ、何ということだ!」
暗黒大将軍からもそれは見えていた。そして苦悶の言葉を漏らした。
「ぬかったわ、奴等の存在を忘れていたわ」
「将軍、ロンド=ベルが反撃に転じてきました!」
そこでまた報告が入った、見ればロンド=ベルはダメージを受けているミケーネの戦闘獣達に対して激しい攻撃を浴びせはじめていた。
「よし、今だ!」
ショウのビルバインが突撃を仕掛ける。
「一気にやるぞ!」
「やっちゃえショウ!」
チャムも叫ぶ。そしてビルバインはそのオーラソードを抜いた。
「はあああああああああっ!」
目の前を飛ぶ戦闘獣を切りつける。そして唐竹割りにしたのであった。
「ショウにばかり格好いい場面は独占させねえぜ!」
それにトッドが続く。彼のダンバインに攻撃が集中する。だが彼はそれを分身でかわす。
「甘いんだよ!」
そして攻撃に移る。オーラソードに炎が宿った様に見えた。
戦闘獣をその炎が宿った剣で貫く。それは戦闘獣を完全に仕留めていた。
爆発の中トッドは更に舞う。次々にそのオーラソードで敵を屠っていく。彼の周りには最早炎と爆風だけがあった。
インディゴブルーのダンバインが紅に見える程であった。
「トッドもやるわね」
「ここでやらなきゃ洒落にならないからね」
彼はマーベルにこう返した。
「ジャブローを陥落させられたらな。アメリカもやばくなる」
「アメリカも」
「ここを拠点にでもされて攻撃されたらたまったものじゃないんでな。そういうことは潰させてもらうぜ」
「戦略ってやつね」
「そうさ。ここが陥ちたらまずやばいのは御前さんのところだろう」
「テキサスが」
「ああ。南にあるだけにな。違うか?」
「言われてみればそうね」
マーベルはそれに頷いた。
「それじゃあここでしっかりしないとね」
「マーベルはいつもしっかりしてるじゃない」
そんな彼女にチャムが言った。
「ショウやトッドなんかより」
「おい、俺もかよ」
二人はそれを聞いて同時に声をあげた。
「うん。大人だしね」
「確かに歳はくってるわね」
マーベルは穏やかに笑いながらそれに応えた。
「けれどパイロットとしてね。今一つじゃないかしら」
「別にそうは思わないけど」
「有り難う。それじゃあここでそれを証明してみせるわね」
「うん、それがいいよ」
「俺もやるか」
「私も」
ニーやキーンも出て来た。
「最近何かと影が薄いからな」
「これでも聖戦士なんだし。しっかりしたところ見せないと」
「ニー、後ろは任せてね」
そこにはリムルもいた。
「ビアレスはサポートには向かないけれど」
「接近戦用だからな、それは」
それを聞いたトッ
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