第二十話 戦いが終わってその十三
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ろからすぐに移動できたから」
「瞬間移動の魔法を使ったのよ」
「使ったのよ」
ナイとメアがここで話す。
「スフィンクス様のそれをね」
「それをね」
「もっとそれを使わなくてもです」
「気が向いたらそこにいたりできるけれど」
介さんと笑里は笑いながら身も蓋もないことを話す。
「ですが今はちゃんと魔法を使ってです」
「ここに来たから」
「だったらいいけれど」
「まあワープは結構皆してるし」
戦隊の面々も何気にこんなことを言う。
「何はともあれこれで終わりかあ」
「後は。パーティーね」
「中華街行く?今から」
「そうするか」
皆で話をする。そうしてであった。
皆でその中華街に行くことになった。ここで茂が父に言う。
「お父さんは中華街に行ったことある?」
「横浜のならあるよ」
天知博士は笑顔でこう我が子に答える。
「そこならね」
「そうなんだ。それじゃあ神戸はまだなんだね」
「だから楽しみにしてるんだよ」
父親としての温かい笑顔であった。
「さて、そこで皆で乾杯しよう」
「そうだね、それじゃあね」
「中華街の食べ物ってかなり美味しいらしいけれど」
料理上手のテトムが気にしているのはこのことだった。
「どんな味かしら」
「それは行ってみてのお楽しみ?やっぱり」
「そうよね」
「どれだけ美味しいかはね」
「行ってからかあ」
こう話してであった。皆でその中華街に向かうのであった。何はともあれ戦いは終わった。戦士達は最後の宴を楽しむことになった。
第二十話 完
2010・6・7
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