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スーパーロボット大戦パーフェクト 第二次篇
第六十五話 明鏡止水
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意味で世界を守る戦士になったんだ」
「そうだったのか」
「これでデビルガンダムも倒せる。遂に時は来た」
「ああ」
 ドモンもまた鉄也の言葉に頷いた。
「やってやる。デビルガンダム、待っていろ!」
「では全軍出撃だな」
 大文字はそれを聞いて決断を下した。
「目標キリマンジャロ中央」
「はい」
 ミドリがそれに頷く。
「作戦目的はデビルガンダムの撃破だ。それでよいな」
「わかりました。それでは」
「何かあっという間だったな」
 ピートが操縦桿を操りながら呟く。
「何がだ」
「明鏡止水までだ。最初は無理じゃないかとさえ思ったんだがな」
 サコンにこう応える。
「だがそれはどうやら俺の認識不足だった様だ。連中は見事やってくれた」
「そうだな。これで俺達の戦力もまた上がった」
「では行くか」
「よし」
「少し待ってくれ皆」
 だがここでモニターに誰かが姿を現わした。
「貴方は」
「お久し振りです、大文字博士」
 それはウルベであった。彼はいつもの様に落ち着いた顔でロンド=ベルの前に姿を現わしたのであった。
「ウルベさん」
「ドモン君、今こちらにも話は伝わったよ」
 ウルベはドモンに対して声をかけてきた。
「明鏡止水を会得したそうだね、おめでとう」
「はい」
「これで君もさらに強くなったということだ。それは素直に喜ぼう」
「有り難うございます」
「そして私がここに現われた理由だが」
「祝辞を述べに来られたわけではないのですな」
「はい」
 大文字の言葉に頷いた。
「実はドモン君に贈りたいものがありまして」
「贈りたいもの」
「そうだ。新型のガンダムファイターだ」
「新型、まさか」
「そう、そのまさかだ」
 今度はレインの言葉に応えてきた。
「ゴッドガンダムが遂に完成した。今そちらに向けて発射したところだ」
「発射!?」 
 それを聞いたビーチャが顔を顰めさせた。
「今発射って言ったよな」
「うん」
「確かに」
 モンドとイーノがそれに応える。
「何かおかしかねえか、モビルスーツを発射なんてよ」
「ビーチャ、モビルファイターよ」
 ルーが突っ込みを入れる。
「おっと、そうだったか」
「モビルファイターだから発射してもいいんじゃないかな」
 ルーはまた言った。
「どうしてさ」
「だってあれ呼び掛けに応じて現われるし。ダイターンみたいに」
 今度はエルに説明する。
「だから大気圏だろうが何だろうが平気なんでしょ。それで呼び掛けに応じて何処にでも現われる」
「それ考えると凄いマシンよね」
「確かに」
「大気圏突入可能だなんて。ゼータみたいだよ」
 モンドとイーノはまた頷いた。
「確かにゼータは参考にさせてもらったよ」
「やっぱり」
 ガンダムチ
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