暁 〜小説投稿サイト〜
スーパー戦隊総決戦
第二十話 戦いが終わってその七
[1/2]

[8]前話 [1] 最後 [2]次話
「けれど、その力の使い方なら」
「少なくともだ」
 ここでダゴンが言うのだった。
「俺は貴様等に負けるつもりはない」
「いや、絶対に勝つわ!」
「そうよ!」
 だがここでマジピンクとマジブルーが叫んだ。
「あんたが例え神様でも」
「それでも。私達は」
「そうだ、その通りだ」
 マジグリーンの言葉は立ち上がるものだった。
「俺達は負けるわけにはいかないんだ!」
「最後の攻撃だ!」
「ああ、そうだな!」
 マジレッドはマジイエローの言葉に頷いた。
「それで決めるぞ」
「俺達の全てを賭けて!」
「面白い、そうでなくてはな」
 ダゴンも彼等の言葉を受けて言う。
「こちらとしても面白くはない。来るがいい」
「その言葉忘れるな!」
「それならだ!」
 今八人のマジレンジャーの力が一つになった。そして。
 ウルザードとマジマザーがだ。ここで我が子達に告げる。
「最後の技だ」
「皆、心と力を合わせて!」
「ええ!」
「家族全ての力を!」
「今ここに!」
 そしてだった。矛を持つダゴンに浴びせた技はだ。
「スクリューカリバー=ファイヤースマッシュ!!」
 そして。それだけではなかった。
 炎の球を連射してからだ。さらに突進してであった。
「メテオ斬り!」
「いけえええーーーーーーーーーーーーーーーっ!!」
 一気に上から振り下ろす。それで勝敗を決したのだった。ダゴンといえどもこの攻撃を防ぎきれるものではなかった。受けようとしたその矛を断たれそうして吹き飛ばされたのだ。
 ボウケンジャー達の相手はゴーゴンだった。ボウケンピンクが冷静な声でボウケンレッドに対して言っていた。これはいつも通りである。
「チーフ、相手の蛇の攻撃ですが」
「ああ」
「確かに激しいです」
 ボウケンピンクもそれは認めた。しかしである。
「ですがやはり生物です」
「機械ではない」
「そこに問題があります」 
 こう指摘するのだった。
「ですからここはです」
「まずは蛇達を倒すか」
「生物は倒されればそれで終わりです」
 ここまで指摘するのだった。
「ですからここは」
「そうだな。よし、皆」
 ボウケンレッドは他の四人にも告げた。
「まずは蛇達を砲撃で退けるか」
「いや、待て」
「それよりもですよ」
 だがここでボウケンシルバーとボウケンブルーが言ってきた。
「もう本体との決着をつけないか?」
「ここは」
「ゴーゴンとのですか」
 それを聞いてだ。ボウケンピンクは考える声を出した。マスクの裏では考える顔になっている。
「そうだな、もうどうせならな」
「それでやっちゃおうよ」
 今度はボウケンブラックとボウケンイエローだった。
「そうすれば一気に終わる」
「だから。それでどう?」

[8]前話 [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ