暁 〜小説投稿サイト〜
スーパー戦隊総決戦
第二十話 戦いが終わってその六
[1/2]

[8]前話 [1] 最後 [2]次話
「あれしかありませんから」
「決める」
「思いきってね!」
「最後の技だ」
 こうしてだった。その技を放ちに入ったのだった。
「行くか、皆」
「はい、それでは」
 アバレブラックが頷いてであった。そのうえで技に入った。
「爆竜必殺!!」
 まずはここからだった。
「ファイナルオオアバレフルスロットル!」
「いけーーーーーーーーーーーっ!!」
 最後に叫んでだった。そのうえで攻撃を放つ。
「!?これは!」
 ワイバーンは自分に迫るその全ての爆竜の攻撃を見て思わず目を瞠った。
「この技は」
「これなら!」
「やれます!」
 剣の攻撃とスピノゴールドの波状攻撃に最後の剣の一撃を受けてであった。ワイバーンも敗北したのであった。
 デカレンジャー達と戦っているのはだ。スレイプニルだった。
 彼はその馬車の上からデカレンジャー達を見て言う。
「これで終わりではあるまい」
「無論だ」
 彼等はまだ立っていた。終わってはいなかった。
「この程度で倒れる筈がない」
 デカマスターの言葉である。
「まだこれからだ」
「そうよ、こんなことじゃね」
 デカスワンも言う。彼女も共にいるのだ。
「私達のマシンは倒れないから」
「じゃあボス、ここは」
「やるんですね!」
 デカブルーとデカレッドがデカマスターに問う。
「スレイプニルを倒すあの技を」
「ここで!」
「そうだ!」
 デカマスターは二人に答えて言い切った。
「いいな、それではだ」
「はい!」
「わかりました!」
 デカグリーンとデカブレイクが頷く。
「今こそあの技で」
「この長い戦いを!」
「ええ、終わらせましょう」
「楽しい思いもしたけれど」
 デカイエローとデカピンクも続く。
「それなら!」
「今ここで!」
「全てのエネルギーを使う!」
 デカマスターが中心になって命じる。
「いいな、全てのマシンのだ!」
「了解!」
「それなら!」
「フルチャージだ!」
 いつもはない言葉さえ発せられた。
 そしてスレイプニルはだ。彼等に向かって突進する。
「生憎だがそう簡単にやられるつもりはない」 
 右手に槍を持ちその馬車でだ。一直線に突き進む。それでデカレンジャー達をマシンごと粉砕しようというのである。彼も負けるつもりはない。
「この技でなら」
「させん!」
 しかしだ。ここで彼等の攻撃が炸裂した。
「ニープレスヴォルカニック=バスター!!」
 クローラービームと胸からのビームを受けてだ。スレイプニルの突進が止まった。今最強の矛がその動きを止められてしまったのである。
 マジレンジャー達が闘っているのはダゴンだった。彼等にとっては因縁ある相手と言えた。
「こいつ、強い」
「確かに」
「強いのも道理だ」

[8]前話 [1] 最後 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ