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スーパーロボット大戦パーフェクト 第二次篇
第六十一話 砂漠の狼
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               第六十一話 砂漠の狼
 地上に降下したロンド=ベルはダカールを拠点としてネオ=ジオンに備えていた。既にネオ=ジオンもその主力をカイロに置いており南下に取り掛かろうとしていた。ロンド=ベルはそれを受けてサハラ砂漠に展開して彼等を待ち受けていたのであった。
「敵はどういったルートで来るでしょうかね」
「一番の近道は砂漠の通過だな」
 グローバルは早瀬のその問いに対して答えた。
「それは君も予測していることではないのか」
「はい。ですから今こうしてサハラ砂漠に展開しております」
「ふむ」
「四隻の戦艦により。これならばネオ=ジオンといえどもそうおいそれとは対抗できはしないでしょう」
「だが彼等はそれだけではない」
 グローバルはまた言った。
「彼等は。ジオンの残党も抱き込んでいるのだぞ」
「それはわかっています」
「ならば。数のうえでは油断はできないな」
「ですが彼等は旧式機ばかりです」
 クローディアがここで言った。
「あまり脅威に感じる必要はないと思いますが」
「クローディア君、戦いはマシンだけでするものではない」
 グローバルは彼女に対しても言った。
「例え一年戦争の頃のマシンだとしても。乗っている者が優秀ならば違うのだ」
「はあ」
「フォッカー少佐達のバルキリーも。新型機が出ていてもまだ第一線だな」
「はい」
「それと同じだ。要は乗る者だということだよ」
「ではジオンの残党はかなりの脅威だと思われるのですか」
「その通りだよ」
 彼は言った。
「だからこそ。気をつけてくれ給えよ」
「わかりました」
「ところでラ=ギアスに向かった彼等はどうしているかな」
「それは」
 そこまでは流石に知りようがなかった。
「無事だとは思いますが」
「だといいがな。我々も宇宙での戦いが終わったのだ。彼等もそろそろだと思うがね」
「はい」
「エネルギー反応です」
 ここでキムから報告が入った。
「エネルギー反応」
「はい。巨大な質量のものが三つ。こちらに実体化してきております」
「巨大なものが三つ」
「まさか」
「いや、そのまさかかも知れないぞ」
 グローバルは早瀬とクローディアに対して言う。
「どうやら彼等も無事だったみたいだな」
「はい」
 実体化したものは彼等が期待したものであった。今ここにロンド=ベルは無事再び合流したのであった。
 彼等は七隻になりそのままサハラに展開していた。既に砂漠にマシンを投入し敵に備えていた。
「砂漠での戦いも久し振りだな」
 アムロが笑いながら言う。彼はニューガンダムで出撃していた。
「一年戦争の時を思い出す」
「ああ、あの時か」
 ブライトもそれに応える。
「あの時は。苦労したものだ」
「俺も御前も。お互い
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